2018年7月12日「一次創作への帰還」
執筆用のPCを買いまして。ウェブ小説など書いてみようかと思ったので、つらつらと書き始めました。
もっとも、小説だけで言えば、もう15年以上は書いたり書かなかったりしている形になりますか。それに、ここ10年弱は二次創作ばかりしていました。ニコニコ動画で東方projectの動画が大半ですね。
なので、久しぶりに一次創作をリブートです。
難病者創作日記と銘打ったので、簡単に罹患している難病についての話をしましょう。
数年前にようやく厚労省の指定難病になったもので、「強直性脊椎炎」を患っています。詳しくはググってもらえれば出てきますが、私の症状としては全身の炎症と倦怠感、疲労感、疼痛。とりわけ脊椎と腰椎の痛みが強く、最近は座っているのも苦痛になりました。治療法は見つかっておらず、24時間痛みに耐えながら過ごしている感じです。
というわけで、今はうつぶせになってキーボードを叩いています。寝ながら書けるように格安の中古ノートPCを買ったわけですね。6,980円。OAプラザさんにはいつもお世話になっています。
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【本日の進捗】
一次小説:6,277字(累計6,277字)
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創作日記なので、書けた日は進んだ字数の記録を取っていきます。
本日は正午ごろから書き始めてこんなところ。いやあ、昔は1日で2万字は書けたんですが、病状の進行には逆らえませんね。
それでも、少しずつ這ってでも進みたいところです。
上記に「書けた日は」とある通り、症状がきつい日は休息に専念することになりそうですが。
さて、10年以上小説を書いてきたことは先述の通りですが、どういう活動をしていたのか。「隙あらば自分語り」ということで、軽く触れてみましょうか。
本格的な活動はKanonの二次創作からでした。懐かしいですね。それからライトノベルの公募に応募し続け、一時は担当さんがついたこともあります。もっとも、こちらはチャンスを生かせませんでした。あまりにも若く、未熟でしたね。
それとは別に最終候補に残った作品があるので、そちらはカクヨムにアップしています。でも、これまた2013年に書いたもので、今見ると恥ずかしい箇所が多々ありますね。
最終落ち2回、1次落ちと2次落ちは数えきれないほど。
動画で好評だった部分をフィードバックとして生かしつつ、自分らしい小説道を開拓していきたいものです。
公開は5万字を超えた段階で順次やっていこうかと。完結は10万字前後を予定しています。移り気な上に古い人間なので、12万字くらいまでに完結してないと、自分が疲れてしまうのです。
この日記はエッセイ枠、ノンフィクション枠で「カクヨム」「小説家になろう」「マグネット」に掲載予定ですが、どのサイトもすごいですよね。特に「なろう」については、1000万字を超えるすさまじい大長編もあるようで。ヘンリー・ダーガーみたいですね。私にとってはまさしく「非現実の王国」として感じられてしまう分量です。
でも、いずれは筒井康隆さんの「虚構船団」みたいにごついのを書いてみたいですね。
もちろん、今書いているものはライト感が強いので、かの作品のような「ココココ」さはありません。
日記らしい話もしましょうか。
といっても、何しろ退職してから半寝たきりなもので、これといって大きな変化はありません。やっていることといえば、原稿かツイッターかってなものです。
あとは読書もすべきですが、ついつい何かを書き始めてしまうと、読む方がおろそかになってしまいますね。何しろ影響されやすい性質ですから、うかつに開くと恐ろしいことになりそうです。
ちらっと積読の山に目をやれば、一番上に乗っているのはランボオの「地獄の季節」でした。歴史的な名著として語られる詩集ですから、ぜひ触れてみたいのですが、せめて今書いているのが終わってからにしましょうか。
地獄の季節といえば、すっかり暑くなってきました。完全に夏です。そりゃそうだ。春から夏をすっ飛ばして秋になったら、それこそ異常気象です。Frostpunkです。ジェネレータを起動して暖めなくてはいけなくなります。
さっそくツイッターでも熱中症の報告が相次いでいました。特に、先日の西日本豪雨で被災した方にとっては地獄でしょうね。夏の体育館なんて絶対に長く滞在したくない場所です。ホテル住まいができるような富豪であればいいんでしょうけど、そうはいかないのが世の常人の常。
好きに書きなぐると早いものですね。ここまで1,800字弱ですが、20分ほどで進めることができました。「好き」は「強さ」でもあると思うので、小説にもこの法則が準用できるように、ガンガン薪をくべていきたいところです。
この法則は「書く」側にはもとより、「読む」側にも有効ですね。やはり「好き」は大きな原動力です。
そして、読者からの「好き」が著者に届いた時、その効果は絶大なものとなります。この文章をお読みになっている方は、ぜひ好みの作品を書いている方に「好き」を伝えてあげてください。どんな苦境にあっても書き続ける力になると思いますよ。