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異世界さんごめんなさい!  作者: 椎木唯
第3章 終わりの始まり
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第六十七話 ネズミっぽいあれが主人公を操作して料理作る感じ

体が大きくなってしまったアク。前までは「肉デケェ...俺達の何倍あるんだ...」的な感じだったが今ではドラゴンとボール(ビー玉サイズ)にしか見えない。まぁドラゴンがボール持ってたとしても別に可笑しくないよね?

『ちょ見てみて!おもしろいぐらいデカくなってから』


無い胸(と言うかもう筋肉の塊でしかない)をはり、どうだ!と言わんばかりのドヤ顔でセリを見る。

「あ、うん。デカイね。んでどうやって倒すの?」


予想していた通りの反応だがめっちゃ冷めてらっしゃる。もう華麗に話変えてるし。

『何時にも増して冷たいね...。どうやって倒すのか、だって?』


この体格差だったら余裕で踏み潰せるでしょ?と当たり前の様に言った。

俺も随分侵されてきてんな...と思ったが誰に?と問われれば黙るしか無いので考えるのをやめた。あと、ドラゴンとボール(ビー玉サイズ)は言いすぎだと思いました。流石にバスケットボーツサイズですよ。


『てかこれに結構時間掛かっちゃたし、さっさと決着つけるわ』


そう言い今もバウンバウン跳ねてる肉ボールを掴み思いっ切り地面に叩きつけて跳ねてきたと同時に右足で踏み抜いた。

ブチャ


...変な音が聞こえたが気にしたら負けだと思う。

とまぁこれで第80階層のボスを無事倒したって事になるのかな?




●≪●≪●≪●≪●≪●≪●≪●≪●


ボスとの激しい戦いが終わり、その反動かこの部屋にいる2人は肩で息をするほど疲れていた。

「だからそれは絶対にダメ!ほんとにそれはヤバイから!」


『えー別に良いじゃん。この変身(?)が解けんのにまだまだ時間があるんだしさ』


戦いの疲れではなく言い争いで結構体力を消費したようだ。ボス涙目ですね。

この2人が言い争っているのは「もうこの際次のボス部屋までぶち抜いちゃう?」とアクが言い出したからだ。止めんのに時間がかかったら崩壊不可避だったと思われる。

「絶対無理!アクなら壊せるかもだけど、壊した瞬間に真っ逆さまになるよ、私?」


『あれ?学園やダンジョン内にいる生徒を心配したからじゃ無かったん?』


自分大事だよね?清々しいほどまでに爽やかな笑顔を見せ本音をガッツリ言った。逆に気持ちいいけどさ...

『てかセリの1人や2人守りながら行けると思うけど...?』


壊した瞬間に俺がセリを離さなければ行けると思うしね。『龍の鱗』と俺の翼を舐めんなよ?的な感じでサムズアップした。

それを見たセリは一瞬驚いたが「ああ、アクだもんね...そんくらいはするよね」と納得し親指を立てアクと同じ動作をした。

てか通じるんだね...サムズアップ...



『じゃあ行くよ?ちゃんと掴まってててね?』


「だ、大丈夫。何時でも準備オッケー」


思いっ切り頭の天辺にある2本の角をもち、構えた。なんかこんな感じ見たことがあるような...何かネズミかなんかが主人公を操って料理作るやつに似てなくも...はい。


了承を頂いたんで少しずつ翼を動かし中に浮く。

ある程度浮かんだらセリが落ちないように気を付けて顔を地面に向ける。

『衝撃がヤバイと思うから踏ん張っていてね!』


『龍の咆哮』

もう流石に、と言うかとっくのとうにバラバラに砕け散った髪飾りを思い出し『あ...ヤバ...』思ったがすでに発動されている技は取り消しできないようでほぼ全力のしかも龍形態で放っている為かこれまでのより何倍も強い『龍の咆哮』が出た。


まぁ威力が強すぎて地面が崩れるのでは無く、跡形も無く消し飛んでいたが。

「...何か反省すべき点は」


『...特にありません』


痛くはないものの頭を叩かれた。解せぬ。

アク「ちなみに大きさが

肉団子:半径2〜3m。

アク(制限付き):約160cm。

アク(龍形態):東京にあるタワー位の高さ。」

アク「...嘘です、すんません。流石にその位の大きさだったらダンジョンの壁突き抜けます。本当は20〜25m程です!」

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