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異世界さんごめんなさい!  作者: 椎木唯
第2章 魔法学園
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第五十六話 ボス戦。てか多すぎ

(行ってくるよセリ...)


なんか俺死にそうだがそんなことは無い...はず。ま、入ってみれば分かる事だし別に良いか。

そう思いセリの頬をそっと撫で『加護』と、とある魔法をセリに付加した。これで大丈夫かな。

そし、今度こそ行くか...そう思い目に前の扉を開けて入る。ちなみに現在血塗れではない。流石にシャワー2度目は面倒いので『浄化』と、唱え消した。最初からこれ使っとけば良かったかな...と思うが時すでに遅しである。



妙に重い扉を開け中に入ると魔法学園の闘技場みたいと思うぐらい凄く整備された円盤状の空間が広がっていた為である...だが魔法学園より遥かに大きい、てかそれよりもど真ん中に佇んでるあいつら(....)の方が気になるんだが...


なんとそこに居たのは前アクが倒した事のある獄炎龍を始めほか6体だ。鑑定スキルで見る限り確か6大神龍だっけ?まぁそんな奴が計6体、しかも全員レベル100超えと言う頭がおかしいんじゃないの!?と突っ込みたくなった。

(まぁすでにレベルは500(...)開放してるしこのバトルにはアレ(..)使おうと思ってたし結構楽かな?)


そう落胆的に考えてるのは最近出番が全く無かった『真実を見通す目』だ。結局このスキルは字を見る限り相手の考えている事が読めるとか嘘かホントか分かるっていうスキルだと思うからだ。ま、試したことは無いけどね。実験する相手がいる訳だし今分かる事だけどね...ほんとホントなんでこのスキル使わなかったんだろ?

(では『真実を見通す目』!)


《所有者に理解出来る言語を使ってない為解読不可能です》


と久し振りにこの声を聞いた。てか俺理解出来ないのかよ!俺も一応龍人だぞ!?理解ぐらい出来るだろ...

《龍と龍人では種族が全く違いますので不可能です》


あ、そ...ま、実際これまで使ってなかったから良いけどさ...

そう思い拳をボスモンスターに向け「いざ、勝負!!」と言い目くらましの爆破を行った。

(恐らくこれで俺の場所が一瞬わかr...ッ!?)


少しニヤけながら近付こうとすると5体のうち2体が俺に向け翼をはためかせ俺ごと目くらましの煙を吹き飛ばした。

(それってありかよッ!?)


と思いつつも空中で体制を整え収納していた翼、角、尻尾を出し一瞬空中に浮いた。体制を整える一瞬もモンスター達は絶好のチャンスと思ったらしく整えた瞬間に目の前に赤や青、または黄などそのモンスターの属性の色のブレスがアクを襲った。だがアクもただ待っていた訳ではない、6種のブレスがきた瞬間に口を大きく開け『龍の咆哮』と固有スキルを放った。アクの髪と同じ轟々と燃え盛る赤色の色がほんのり見える衝撃波を放ち向かいうった。

その結果は『ど、ッゴゴゴゴオン!!!』と頭まで響く音をたてながら双方は後ろに飛ばされた。

(相手つよ!?俺のアレでも勝てないとかどんだけ強力なの!?教師2年に上がらせる気無いよね?これって...)


と先生にツッコミを心の中で言い直ぐに体制を立て直し一番近くにいるモンスターに近付く。相手は無駄に図体がデカイため未だに体制を立て直せていない。いまだ! と思い一番近くの___氷のように透けて見える龍に思いっ切り拳を突き立てる。まぁ予想通り攻撃を加えた場所が大きく腫れ上がり爆発した。

『GYAAAAAA!!!』


その痛みに耐え切れず大きく口を開き冷気を纏ったビームを放つ。

そのビームが他の奴にあたった事を横目に見ながら1発、2発、と徐々にペースを上げ殴りまくる。相手が息絶える頃には自分も地面に降りていて気付いたら地面に足が付いていた。

「さぁ!次はどいつだ!!!」


自分を奮い立たせるように大きく言い次の獲物目掛けて翼をはためかせた。



その時アクはボス部屋に入った時に開けたままの扉の事はすっかり忘れていた。

アク「オラオラオラオラオラァ!!!」

セリ「何言ってるの?|ω・`)チラ」

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