第三十七話 初めての...
すみません!寝落ちしてしまい投稿遅れました!と言うか投稿した気になって寝ていました!すみませんでしたぁー!
次からは夕方に投稿か今ぐらいの時間に投稿、と言った感じになると思います。1週間位の間だけですけどね。
寝ているセリを起こして闘技場とやらに向かう。迷わないでいけるかな?と思い外に出てみる。中にはいる時には上履きが無いようで後の掃除が大変そうだな、と思いました。
結局セリに案内してもらい到着。
闘技場と言われるのがわかるほどの広さだ。うーん、広さは半径100アク(100人のアクが手を伸ばした)位ある。またまた掃除とか大変そうである。そう思いながら皆が集まってる方に行く。セリを背負いながら。
もうすでに他の人達は皆集合していたようだ。すみません。
「よし、全員揃ったな。ではこれから計測試験を行う」
そう言い終わると指をパチン!と鳴らした。その瞬間ホッカイ先生の後ろからもりもりといってそうな感じで土が盛り上がりいくつもの長方形の箱が出てきた。
それを見て「おお、すげぇ...!」と呟くものもいれば「え?試験って何?もう終わったんじゃないの?」と言った者もいた。
「まぁこれはただ単に命中率や魔法を作り出せる速度を俺が目で見て、この機械で測って記録するものだ。だから一応評価には入らないからこれで退学。ってのは無いから安心しろ」
と言った。それに対し少なからず不安がる者は「それなら...」と呟いた。今回はセリの出番はないようだ。
「では順位が高いものから...ああ、クリセリアか...ではその次のヴァーガス。こい」
そう言った瞬間少し静かになり「は?何でアイツは?」との声が上がった。
「諸事情により、だ」
ホッカイ先生が言ったことにより少しはざわめきが減ったがまだ影で「え?何!?もしかしてどこかの貴族の...とか?」「それってせこくね?」などと声が上がった。これに対しアクは我慢が出来ず髪飾りに込めたレベルを100程度戻し上空に向け初めて魔法を放った。
『火球』
シンプル・イズ・ベスト。とあるように初期で使える魔法に魔力を込めまくったものだ。てかやれば出来るものなんだな。
皆の視線が集まったところで俺は大きな声で言った。
「先生!私から始めもらっていいでしょうか!?」
と。いや、流石にムカつくといった感情はあるもののいきなり怒鳴り散らすってのは出来ないでしょ...
俺がそう言うと先生は「まぁいいが...お前それって...」と言った。
ここは華麗に無視をした。てかせざる負えない。
「ありがとうございます。で、これって何をすればいいんですか?」
流石にこの物体?に今の魔法ぶつけたら跡形も無く消し飛ぶと思うけど...まぁ魔法を放った時にはレベルを元にも戻したんだけどね。
「ああ、それはな魔力をぶつけて測る物だ。あとお前絶対さっきのやつを当てるなよ?壊れはしないと思うが多分俺達が爆風で吹っ飛ぶから...」
すみませーん...
「魔力を、ですか...?」
「ああ、魔法が使えるならわかると思うが...簡単に説明するとそこら辺にある魔素を俺達は使って魔力に変え魔法を放つ。その魔力ってのは絵の具と考え自分はキャンパスって考えれば早い。俺達は何も書かれていないキャンパスに周囲から魔素を集め魔力____絵の具に変え絵を描く。ここで魔法が完成し放つ事が出来るって訳だ」
「んで今回はまぁ言っちゃえばキャンパスに描かず絵の具を相手に投げつけるって事だな。すまん、俺の感覚で言ってるからわかりづらいと思うが頑張れ」
と言った。まぁ言ってもらってもどっちにしろわからなかったと思うが...
その後順調にクラスの皆も測定し終わり、気付けばもうお昼前だった。てかどんだけ時間がかかってんだか...
アク「きゃ...きゃ...キャンパスって...(`ω´)グフフ」
セリ「...?」




