第三十六話 新キャラ、ホッカイ先生!
教室に向かう途中に証にセリを登録し、何時でも会話できるようにした。
今日は記念すべき授業開始1日目だ。まぁ朝はドタバタしていたがなんとか遅れずに教室に来ることが出来た。そのうち目覚まし時計でも作ろうかな?作り方しらんけど...
そう自分の席について思いに耽っていると担任のホッカイ先生(男)が入ってきた。ちなみに担任の名前もセリに聞いた。
「はい、おはよう。えっと...初日から遅刻してる奴はいるか?...あ、キョウヤとリュカか。この二人は事前に報告を受けていたので欠席者も無しっと...ではいきなりだが授業を始める」
いや、いきなり初日からいないってどう言う事なの?しかもOKしちゃうんだ...と思っていると一人の女子生徒が手を上げ先生に質問をした。
「すみません。教材とかは無いのですか?聞いた話によると教科書とやらが配られるそうですが...」
名前がわからないが女子生徒がそう言うとホッカイ先生は手を額にあて「あ...そうだったっけ...」と呟いた。
「ああ、それは多分君のお母さんかお父さんに聞いた話だろ?」
と聞くと「はい。お母様が言ってました...」と言った。いやお母様って...どっかの貴族かよ、と思ったが口にはしない。てか口に出せない雰囲気を感じる。多分。
「そのな、教科書?とやらわな今の...2年生?までは使ってたんだがな...ああ、紙って高級品ってのは知ってるだろ?だから作れなくなって今年からは無しになったんだわ」
と頭を書きながら言った。それに対し女子生徒は反撃の手(?)を止めない。
「それは随分と前の出来事ですよね?確か...2、3代前位の勇者が紙の量産方法を教え発展したと聞いてますが?」
「ほう...意外と勉強熱心なんだな」
「はい、まぁ学力さえあればどこにでも入れると思っていた時期がありまして...」
「ま、話を戻すがその紙が量産体制を整え発展したのはいいが突然流通量が増え物価が高くなったせいで他の商人に暗殺されたって噂があるんだなこれが。勇者の死体と共に紙を作る機械が燃やされお陀仏ってなったんだってさ。で作り方が書かれた紙はどこかの者が持っていて四六時中血眼になって商人たちが探してるって噂さ。ったく紙ごときで人一人...しかも勇者を殺すってどんな事件だっちゅうの...」
そうホッカイ先生が話し終わると質問した女子生徒のみならず___寝ているセリを抜かして___他の皆呆然としている。そこでその女子生徒は「はっ」気付いたようにホッカイ先生に恐る恐る質問をした。
「先生はその情報を...どこで?」
「さぁ、少し雰囲気が暗くなってしまったから外で体を動かすか!で今から5分以内に外の闘技場に集まるように!」
とだけ言い走って教室を出て行った。マジ何だったんだろ?
一瞬何がおこったかわからなかったがここ腐っても上位階級、直ぐに行動に移した。
「ホッカイ続け!!!」
「「「「「おー!」」」」」
ドタドタと物凄い音を立てながら教室を出ていく。ちなみに取り残されたのは俺とセリのみだった...
アク「結局何で教材が無いのか説明されてなかったね〜」
セリ「zzz...」
アク「oh...」




