第三十三話 ガハハ!
セリと会話しているとドアをノックする音が聞こえた。
「失礼します!...あれ二人共もう来てたんで...あの何で一緒の布団で寝てるんですか。てかまだお昼ですよね」
リュカちゃんが何か言っているが俺には何も聞こえない。別にセリと同じ布団の中に入って無いからね?
そんな悲痛な心の叫びを感じてかリュカちゃんは何も言わず手に持った荷物を部屋の隅に置いた。ちなみにこの部屋の広さはお相撲さんの稽古場位の広さだ。行ったことも見たことも無いが...
そんなこんなで日が暮れてきた。突然セリがもそりと起き、言った。
「...ん、お腹空いた...」
「ああ、そうだねぇ〜なんか時間が立つのが早いねぇ〜そういえばここって食堂があるんだっけ?開いてるかな?」
そう呟くとセリが「基本的には食堂はここが休みでない限り開いてる。...はず」
「ま、行ってみよっか。さ、起きた起きた!」
布団から出てまたセリを布団から強制的に出しすぐさま布団を片付ける。(後で浄化掛けとこうかな...)ちなみに浄化とは自分が触れたものを浄化(綺麗)する魔法。基本的にはアンデット____死霊系モンスターに有効な攻撃手段である。勿論今作った。
少し迷いながらも食堂に到着。迷うたびにセリから白い目で見られていたが気にしたら負けだと思うから記憶から消去。
「うわー、結構広いねー」
「うん。というか人多すぎ」
セリの一言に思わず「だね〜!」と返す。ま、本当にその通りで確か今...5時ちょい過ぎ位なのに、だ。
「たしか、運動部?は今日から始まりって言ってたしそのせいでお腹せってるんじゃない?」
ここ、魔法学園では部活動がある。絶対入れ!っと言う感じでは無いものの実に半数以上もの人が入っている為何となく入ってしまう人もいるんだとさ。まぁ実際入学前様々な人から勧誘が来た。争奪戦めっちゃ激しかったです。てかこの『あの子を愛でる会』って何!?あの子っていう点も気になるが、まず部活動では無いよな。
そう思いながら配膳の列に並んだ。
「そういえばセリさぁ〜どこの部活に入るん?あ、Aセットで」
「...別に決めてない、と言うか入らない?かも...えっと、今日のオススメってやつで」
頼んだ料理を手に開いてる席を探す。
キョロキョロと辺りを見ているとどこからか女の人の声が聞こえた。
「お〜い!席探しているのなら私の隣りに座りたまえ!ほら丁度二人分開いてるからな!」
そう言ったのは階級14ジャガルディさん(女)だ。ちなみに筋肉がヤバイ。
「えっと、ありがとうございます!なかなか開いてる席が見つからなくて...セリ〜!こっちこっち!ジャガルディさん隣が開いてるってよ〜!」
そう言ってセリをこっちに呼ぶ。
「ガハハ!別にいいことよ!何故か私の隣だけが空いてしまって話し相手がほしいと思ってた頃だったからな!」
そう豪快に笑いながら言う。てかマジこの人女の人なん?なんか、圧倒的筋肉量で分かり難いんだけど付いてないんだよね?あと空いてしまったでは無く近寄り難いからってのが理由だと思いますが...
アク「なんか重要なこと忘れてる気がするんだけど...何だったっけ?( ´・ω・`)」




