第二十四話 続き3
「はぁ…もう少しで終わるから」
了解ッス
予想していた通り男が持ってきた肉には即死する毒が入っていた。
調理する過程である程度は取り除いたようだが毒は毒だ。魔王は苦しみ悶えた、だが腐っても魔王は魔王だ。自身が持てるすべての力を使って抵抗した。その結果毒なのは変わらないが効果を少し変えることに成功した。
その効果とは精神年齢を赤ちゃん並にする効果だった。
毒を盛った男は使用人にタコ殴りにされ死んだ。
魔王は食っては寝て、食っては寝てを繰り返したまに思い出したかのように暴れだす。その結果由緒正しい魔王城が廃墟と化した。
そんなこんなで5年が経ちそのうち「あれ?別に変わってなくないか?」と思い始めたのだった。
それに不満を切らした魔王の娘サタ子は魔界から飛び出し助けてくれる人を探しに出た。
「と。そんなわけで今に至る」
あ、うん、そう。なんか魔界とか魔王城とか気になることいってたけど…
「お前の名前サタ子って言うのかよ!?」
「で、助けるって何をだよ。もしかして魔王の遊び相手になれと?」
まさか、とそういいサタ子は続きをいい始めた
「やり方?なんだけど、魔に反対の聖の属性を持った剣か槍か、まぁそんな武器でなら封印はできる」
「ん?封印なのか?倒すんではなくて?」
「…一応精神年齢が赤ちゃんでも魔王は魔王だよ?倒すとなったら今は亡き聖王とかじゃないと倒せない。だから封印。封印程度ならあなたにだってできるはず」
「いいけどさ。その封印ってお前達だけじゃ出来ないのか?」
「出来ない…と思う。まず聖剣を持った瞬間に消し飛ぶから検討クソもない」
「ああ、そう。でその聖剣とやらは?」
「話聞いてた?持ってたら消し飛ぶんだけど…ま、いいわ。聖剣は持ってないけど何故か魔剣の設計図は持っているから」
設計図!?
魔剣本体ではなく設計図ですか…
「ん?魔剣じゃ封印できなくないか?」
とまぁこんな感じで勇者召喚が生まれたんだ。
え?勇者召喚まで出てきてないって?
まったく…続きはこうだ
聖剣の作り方は魔剣を作る際の素材のま逆だ!と言われたセリヌス。「そんなんいきなり言われてもあるわけないじゃん!」とそう叫ぶが、「あ、もしかして…」といいあるものを取り出した。そこには聖剣の素材と思われる物が…!
無事聖剣を作り終えいざ魔王の元へ!
そういって魔界に繋がるゲートを通る。そこは闇だった。完全な闇ではなく所々に魔灯が置いてある不気味な場所だった。
ちなみに魔灯とは魔力を込めると黒い火の玉が箱のなかに生まれ、そこから漏れ出す光で辺りを灯す魔法具だ。
そこを通り廃墟となった魔王城につく。そこにいたのは子供のように駄々をこねる魔王がいた。
結果は惨敗だった。
楽勝だと思って近づいたらいつの間にか吹っ飛ばされていた。
ここで1つ提案がある。そういったサタ子は5つの魔法が込められている本を見せた、そこには『即死』『蘇生』『転移』『召喚』『未来予知』といった見るからにヤバそうなものがあった。
俺は『召喚』の魔法が込められている本…魔法書をこれまた何故か家においてあった杖に効果を移させ自分の血が流れているものと膨大な魔力を込めれば永遠に使えらようにした。
こうしてとある異界から人を召喚し魔王と戦わせ封印させた。
事情を話和解しあったセリヌスと異界の人と一緒に1つの国を作った。そこは初心者の国と名付けられ、『力無きものよここに集まれ人は誰しもどんなときでも無力である。だから人は寄り添い、競いあい、高め合うのだ。人々よ幸せを手に入れるなら先ず力を示せそして自分で掴みとるのだ。』そんな願いが込められたという。
最初の勇者は国王…セリヌスにこう言った
「僕が死んだらそのうち魔王は復活してしまうだろう…そのときはこの世界を少しでも平和であるためにまた召喚してほしい…恐らくそれは死んだものえの二度目のチャンスだと思う。なにかしら未練があって生にしがみついている人達への1つの希望だと思うから…最後にありがとうセリヌス…いや国王。僕をこの世界に連れてきてくれて…死んだはずの僕の人生を違う形だけどまたやり直すことができたよ…だからこの杖は召喚の杖じゃない、勇者召喚の杖なんだ…たった数文字しか変わらないけどこの世界を守るために勇者を召喚してほしい…最後にセリヌス、こんな人生をおくれて…精一杯のありがとうをあなたに…」
そういってシンヤはもとの世界に帰っていった…
というか世界が終わるのではなく魔界の食事情が危うくなるだけなんだけどね。
とまぁこれが勇者召喚の事実?だ。なぜこんなにしっかりと出来事がかかれているかって?それは普通に『初心者の国の成り立ち』って本に書かれていたからだよ。ちなみに著者は第一国王セリヌスだと言う。
やっと勇者召喚の秘密という回?が終わった~!次は召喚される側の話かな?




