第十七話 幻想種
レッドドラゴンとの戦闘が終わり素材を剥ぎ剥ぎ。意外とお金になるそうです。
載せれるだけ馬車に載せ出発をする。乗る場所が無い為手綱を握っているガルバさん以外は歩きになった。空飛んで帰りたいな...
帰り、半分に近づいた時ふと上を見上げた。そこには虹色に光っている空を飛ぶ龍がいた。
(凄い...)
そう呆けているとガルバさんが聞いてきた。
「アクちゃんは、幻想種って知らないのかい?」
「幻想種...ですか。すみません、全く分かりません...」
そうかそうか!っと声をあげて笑ったガルバさん。え?何か有名なモンスターなの?
「ガルバ。笑っているだけじゃ伝わらないでしょ...」
「すまんすまん!面白くてな!」
面白い...?
「ああ、面白いさ。だって幻想種を知らないのこの世界中を探してもアクちゃんしかいないと思うからな!」
「だから笑ってばかりじゃ伝わらないでしょ...ごめんね?ではお姉ちゃんが説明してあげるわ!」
お姉ちゃんでは無いのですが...
「幻想種ってのわね?この世界が最初に創りだしたと言われている種族なの。まぁ種族といっても3体しかいないんだけどね。一体目が今見た幻想龍。この龍は全てのものに戦う力を身につけさせたと言われてて、次は幻想神。これは知識を与えたと言われているの。最後に幻想蝶。これは人々やあらゆる出来事に奇跡を与える、と言われているの。この3体がいる事によって世界の調和が取れていると言われているのね。」
って事は一体でも欠ければ世界は崩壊すると?
「そうみたいね。実際には知らないけどね。」
無事冒険者ギルドに戻ることが出来たキク一行はアクにある相談を持ちかけてきた
「アク姉さんはこれからどうするんだ?」
「これから...ね、別にこれと言った目標は無いかな。」
なら良かった!と手をポン!と叩き続けた
「良かったらのまま俺達と一緒に冒険しに行かないか?」
「え?あ、はい。」
行く宛も目標も無いし行く事にしたアク。
(でも何かこうモヤっとしたものがあるような...)
...ネタが無い。