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異世界さんごめんなさい!  作者: 椎木唯
第1章 小さじ一杯分の冒険
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第十五話 新主人公!(心の中では)

いざっ!レッドドラゴン討伐!....では無く今日はここで一泊するそうです。

馬車を借りて何をするのかな?っと思ったら野宿する為の道具を持って行く為だそうです。

普通は一日足らずでつかない、と痛感させられた今日この頃。


「おーい、キル姉はそっちを持ってくれ!」


「了解〜!」


「すみません、アクさんはこれを向こうに持って行ってくれませんか?」


「あ、はい。わかりました。」


着々と野宿の準備をする4人。え?キクは?だって?そこでまだ寝てるよ...

4人でやれば準備もすぐ終わり後は食べて寝るだけとなった。

ちなみにガルバさんが料理するそうな。人は見かけによらないって言うからね。


段々いい匂いが漂ってきた頃キクがやっと起きた

「う...うーん...あれ?もう朝?」


「何寝ぼけてんだよキク坊...また倒れたんだよお前はな。俺達だけの時はまだいいがアクさんがいるんだから少しぐらいは気よ付けろよな。」


「あ、す、すまんアクちゃん!...すんません!言い直しますからそんなに睨まないでっ!寿命が縮む!」


おっと気付いたら俺は...私は睨んでいたようだな自重自重っと。


「別に良いですけどね...次言ったら覚えてろよ?キク?」


「ほんとスンマセン!姉さん!」


土下座しそうな勢で言われてしまった...あと姉さんは無いでしょ...姉さんは...


「こらこら二人だけで仲良くしないの!ほらキクはこれを持って行って。アクちゃんはちょっとこっち手伝ってね。」


了解です!キルビア姉さん!


「で手伝いってのはね。これを切ってガルバのとこに持っていってほしいのよね〜」


そう言って見せたのが...何これ?人参?それにしては何か人の顔がこっち睨んでいるんだけど...

「あれ?アクちゃんは人面人参って知らない?これね見た目はグロテスクなんだけど味は私が保証すわよ?その証拠にほら、アイカちゃんが一生懸命食べて...えっ?」


キルビア姉さんの言葉を聞いてアイカさんの方を見る。何故か人面人参を剥いては食べ剥いては食べを繰り返しやっている...て、えええ!?食べてる!?私がビックリしているとキルビア姉さんが叫びながらアイカさんの方に行った

「ちょ、ちょっとアイカちゃん!?なんで食べてるの!?もう2、3個しかないじゃな...ってまた食べ始めないのっ!」


あ、もう人面人参無いみたい。ほんと何やっているんだろ...

キルビア姉さんが大声で突っ込んでいるとアイカさんが物を口に入れたまま講義した

「キルビア姉は気付いてモゴモゴじゃない!別に私は悪くないと思うモゴモゴ...」


「せめて食べ終わってから喋らない!?...はぁそうね私の責任でもあるから何にもあなたは悪く...ってあなた(...)も悪いからねっ!?」


...楽しそうなパーティーだな〜っと私はそう思った。


時間は進みレッドドラゴンのいる場所についた。

つくまでに色んな事があった。キクがまた突っ走って倒れたり、ガルバさんが食材が足りないっっっっっ!っと言ってアイカさんをしばいていたり、アイカさんが懲りずにまた食材を食べ始めガルバさんとキルビア姉さん二人に大目玉食らったりと...今思えばこの二日間は結構濃厚な日々を送っていたと思う。

始まりがあれば終わりがある。この言葉の通りレッドドラゴンを倒せばこの関係が終わってしまう。このままずっとパーティーに居たいがそんな事が出来るはずもなく刻一刻とリミットが近づいていく

「では作戦道理にガルバが前に出てモンスターを足止め。その間にキルビア姉さんがあの(..)魔法を使ってまた足止め。そしたら俺とアクの姉御が止めを狙う。ガルバが受けた傷はアイカが回復だ。ここまではいいな?」


一息置いて皆合わせたように一斉に言った

「「「「ああ、問題無い」」」」


「よし!なら作戦実行だ。作戦とまではいかないが俺達パーティーはこうしてモンスターを討伐してきた。アクの姉御が新しく加わった戦闘だが絶対に勝てる!それが俺達だからな。」

そう言ったキクを先頭に餌を貪り食っているレッドドラゴンに向かっていく。

本格的に進めていこうと思います。なのでもう一方の作品は一時中断します。

ちなみにサブタイ変えました。(2/8)

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