第十二話 ...ゴクリ
俺が悪いんじゃない!世界が悪いんだ!割とマジで。
こっぴどく怒られたぜ...まぁ?気にしてないけどね?
朝ご飯を食べ冒険者ギルドに出発。ちなみにメニューは肉だけだった。せめてパンとか野菜をつけろよ、朝から重いわ。
ギルドに来たのはいいものの何をすればいいのやら...絶対依頼を受けたらまた地形を破壊しそうだし。
そう思いつつ周りを見渡す。そこで気になる場所を見つけた。
(何だろ?これ?掲示板か何かかな?)
そうまさしく掲示板があったのだ。依頼は無いけど。
乗っている内容はというと...あ、あれね?手伝ってあげるぜ?みたいな所らしい見る限り横に置いてある紙に自分の長所を書いて貼り付ける感じだな。ふむふむ、自分のランク、長所、自分の特徴、雇った場合の報酬等を書くのが一般的みたい、見た感じだと。では俺も早速...
自分のランクはA。
長所は遠距離でも近接でもいけるところ。
特徴は黒のマントに狐のお面を装備していること。
成功報酬の10%を貰う。失敗した場合は金貨1枚だ。
よし!完了っと。
あれ?これってどうやって貼るのかな?まぁいいか、適当に被せとけば落ちないでしょ。多分。
あ〜あこれで毎日ギルドに行かなきゃいけなくなったぜ...全くぅ〜べ、別に嬉しくないんだからね!?
誰にツンデレてんだろ?しかも俺がやるって誰得よ?
3日後
「お〜い、おっさんお酒1杯ちょーだーい〜!」
「おっさんじゃねぇ!まだ20代後半だからお兄さんだろ!?」
このやり取りをするの何回目だろ?ここ最近はギルドにずっといるからな〜、てかそろそろ「一緒にやりませんか?」ってこないかな〜?まだまだお金は沢山あるけどね。
そう頼んだお酒(ピールっていうらしい。なんか回復しそうだな)をちびちび飲みながら思う。
ちなみに仮面を付けたままだ。どうやって飲んでるんだろ?
半分位飲み終わった時後ろから声をかけられた
「すいません。あの、これ書いたのあなたであってますよね?」
声を掛けたのはまだ十代後半のまだあどけない印象を持ったイケメンだった。世のお姉さん方に人気でそうだな、なんか
「えーと、はい、そうです」
俺がそう応えるとイケメンが少し笑って言った
「良かった!、昨日から探してたんだけど、全然見つからなくって...あ、俺はキクって名前なんだ!よろしく!」
どうやら俺を雇う?そうだ。てか俺3日前からずっとここにいたんだけどお前の目は節穴か?
「は、はぁ〜、アクって言います。えっと...おr...私が貴方を手伝うのかな?」
「いやいや〜俺だってAですよ??手伝うっていうより共闘って感じかな?あと俺一人じゃなくて他にも仲間が3人いるから呼んでくるわ!」
お〜い!っと言いながらどこかに行ってしまった。
ふーん、こいつがAね...人は見かけによらないって言うからね?A位は沢山いるかもしれないし。
「ごめん待った?でこれが俺の仲間の...」
そう言って見せたのがなんか無駄にカッコいいおじ様と聖女ですキャピるん(ハート)みたいな可愛い?人?で最後はでっかい山を2つ胸につけたお姉さんだ
「俺はガルバだ。戦士をやっているぜ?」
「私はアイカって言います。回復とかをします。」
ありゃ?聖女(仮)さんって結構真面目系?なんか勝手に馬鹿にしてごめんよ?
「私はキルビアよ。一応魔術師やらせてもらっているからよろしくね。あとお姉さんって呼んでもいいのよ?」
「で俺がキク。このパーティーのリーダーをやってるぜ、よろしくな?」
ふむふむ、武器を見る限りガルバが盾役で攻撃を受け、アイカが負ったダメージを回復キルビアがその内にモンスターを排除キクが遊撃って感じなのか?
「はい、ガルバさん、アイカさん、キルビアさn...お姉さん...キクさんよろしくお願いします。
私はアクっていいます。遠距離でも近距離でもいけますが...どうしたら?」
俺がそう応えるとキクが笑いながら言った。何故笑った?
「あー、キクさんは遠距離でおねがいします」
「はい、わかりました。あの何で笑っているんですか?」
「ごめんね?キルビアs...姉さんは出会った人に絶対言わせるんだよね。自分の事を姉さんってね?しかも言わなかっためっちゃ睨まれるから言わざるを負えない...」
確かにね。俺がさん付けで言おうとしたらめっちゃ怖い形相で睨んだのはそのせいか...
「だってお姉さんって言われてみたくない?実際冒険者歴が長いのって私だからあながち間違ってないよね?」
「まぁまぁ。ちょっと話を変えるよ。でね今から受けようとする依頼はね?」
...ゴクリ
...ゴクリ




