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異世界さんごめんなさい!  作者: 椎木唯
第3章 終わりの始まり
110/130

第110話 4対の天使っぽい悪魔

自分だけに見える剣(だった物)を手に斬りかかる。

と言うか今思い出したんだけど空中だったんだね、ボス戦なのに何この緊張感の無さ...俺は悪く無いよ?

足元の空気を押す感じで一歩を踏み出す。その瞬間背中から4対の翼が出てきてアクの背中を押すように動き出した。

急に出てきた為少しびっくりしつつも体制を立て直し幻想神に近づいていった。

(まずは一撃!)

そう思い上から下に力いっぱい振り下ろした。

以外にも抵抗無く切れた事にびっくりして幻想神の攻撃をくらってしまう。まだ大丈夫だ。て言うかそんなに痛く感じ無いんですよね、この体マジやばくね?あたった時なんか思いっ切り俺吹っ飛んでいった気が...

吹き飛ばされる中で翼を大きく広げ少し離れた所で止まった。無理やり広げたので少し痛いッス。

まぁ左腕を切り飛ばすってまではいかないものの半分近く抉った訳だしセリがやってくれるよね?

そんな気持ちでセリを見ると一心不乱に魔法を放ってるセリの姿が...あ、腕吹っ飛んだな。

火水風土。その他諸々な属性の球体、矢、槍などを放ち結構幻想神の肉体に突き刺さってる。手も足も出ないってこういうこと言うんだな、って初めて思いました。え?お前が...大丈夫、痛くないからあたってない。

俳句っぽくなってしまったが気にするな。

ここまで攻撃されていたなら流石に盾を奪われた(自分で投げた)のは一旦置いといて俺達に攻撃をするかな?もう満身創痍真っ只中だけどね。

腕を組みそんな事を予想。まぁ大体こう言う系の予想は当たるのが大定番なので幻想神は近くにいる俺...では無く、魔法をバンバン撃ってくるセリに向かって攻撃を開始した。

幻想神は残った手で顔を防ぎながらゆっくりとセリに歩み寄る。俺がいるの忘れてね?

ここで俺がバーンと攻撃をくらわせてやれば結構行けるんじゃね?

そう思ったアクは手に持った剣を一旦消し、デッカイハリセンを取り出した。そして勢い良く飛び出し幻想神の背後を取って思いっ切り叩...


『あー、そこまで!』


と中途半端なタイミングで止められる事無くスッパーン!と気持ち良い音をだし後頭部を思いっ切り叩いた。これがやりたかっただけなんです、意味はありません。

叩いたその後は普通に剣に持ち変え乱舞。右に左に上に下に。縦横無尽に空中を飛びまくり斬りつける。数発程セリの魔法にあたったような気がするが気のせいだろう。なんか遠くから「ヤバ...」って声が聞こえたけど空耳ってやつだろう。最近多いなバーゲンか何かやってるのかな?

間にボケを挟みつつ俺のターン終了!...次はセリのターン!俺が攻撃してる間にもやってたようだけど次からは当てないでね?結構痛いんだよ、これ。


(最後の一撃!)


そう呟き手に持った剣を顔面に投げつけ一旦距離を取る。後はめっちゃ後ろに巨人作っているセリが何としてくれるはずだ。後ろがやけにうるさいなーって思ってたらそのせいか。見た感じ軽く百は越すんじゃないの?...おーう、今後セリは怒らせたらヤバそうだな。そう思った光景でした。てか光ってる奴もいて目が痛いんだけど...あ、暗くも出来んのねわー便利(棒)

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