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異世界さんごめんなさい!  作者: 椎木唯
第3章 終わりの始まり
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第109話 負けイベ後の弱体化ボス

めっちゃ目を見開いてこっちを見ているセリは置いといて...何故巨幼女に魔法が通ったのかだ。今更だけど全世界の幼女と幼女好きを敵に回してる発言だよな...幼女好きってのは...まぁこども好きって事なのでしょう。ちょっと危ないけど。

んで何故効いたのかと言うと巨よう...幻想神の持っていた盾をぶん投げたせいだ。遅すぎるけど呼び方変えよう。なんかめっちゃ暴れている幻想神が俺の方ばっか見てる気がするんだよね...。ほんと心臓に悪い。今となっては透けてるからあるかどうか知らんけどさ。

俺がちょいちょいって魔術で攻撃し幻想神の持っている盾を巨大なグミに変換したから...だと思う。実際この魔術は相手の精神?心に直接働きかけるものってのはわかるんだけどどうなったかは流石に見れないからなー、多分盾だと思っていたものが突然ブニブニした物体になってびっくりした、って言う感じかな?グミがあるか知らんけど。

何故このとこに気付いたのかというとラスボス前の負けイベントの後のリベンジ戦は大体弱体化かチート性能が武器に付与に変化してるのが大半だからだ。流石俺。

まぁ失敗したら〝世界〟ごと壊しておさらばしなくちゃいけなかったんだけど...まぁこの試練が終わったら壊さなきゃいけないからなー、はっきり言ってめんどい。え?そこに住んでいる人の人権?動物たちが可哀想?ハッハッハ。どっちにしても死ぬ事には変わらないんだよなぁー。

大規模な喧嘩のせいで俺が動かなくても幻想神が動いてこの星ごと破壊。その後他の星や次元、まぁ色々なとこに行って同じような事になるよりはマシじゃない?まぁ俺達が戻ってくる頃にはこの世界滅んでそうだけど。

結局この世界の住人は昆虫や不死者系モンスターによって滅ぼされる運命なのです。そこに俺らは関与できないのです。早いか遅いかの問題だよね?ちょっと早く死んでしまっただけであって...あれ?確か殺されてない勇者っていなかったっけ?そいつを殺られないように立ち回れば行けるんじゃね?〝世界〟を壊した時の経験値を使えば普通にその人数の...まぁ無理だろうけどさ。だってその世界の人数で回っていたのに突然その人数の倍の人が現れたら大パニック!人数減らしの為の殺戮パーティーおっ始めそうだしな。星と星の繋がりは普通ありえないことだから無理か...てか俺一人にこんな事考えさせんの結構エグいな...。

一人でしんみり考えているとちょっと頬を赤く染めた...ってあれ?湯気出てない?

流石に心配だったので聞いてみる。


「えっとセリ?そんな顔赤くしてどうしたの?」


俺の言葉を聞いたセリはやっと聞いてくれたぁ的な顔をした。


「...アク。もう撃っていい?撃ちぬいていい?そろそろやらないとこっちがやられ...やられそう...」


「あー。魔力的なあれね?てか俺気にせずやっちゃえばよかったのに。撃っていいの一言がめっちゃ気になるけど準備オッケーだよ」


俺の声を合図にセリは溜めに溜めた魔力を放出。俺は俺で魔術で生み出した剣を手に駆け出す。どうやら俺自身に魔術をかければ俺にだけ見える武器が作れるらしい。何それ恥ずかしい。

と言う訳で急遽見えるように加工。ま、切れればいいので刀身剥き出しの剣が見えるようになった。持ち手が無いぃ...でも良く切れそうなので良いよね?

そう思い幻想神に斬りかかった。

見た目は完全に自分の体みたいな感じで黒い靄って感じだけど...上手く使えば俺にだけ見える剣になるんじゃね?さっきと言ってる事真逆だけど。

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