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異世界さんごめんなさい!  作者: 椎木唯
第3章 終わりの始まり
108/130

第108話 RPGじゃ無くてもボス戦映像は絶対スキップ可にしたほうが良い。

ちなみに作者がポニーテールが好きだからアクにさせたのではありません(¯―¯٥) ぜ?

長くて戦闘に邪魔そうだなーって思ったのでそうしました!(今考えた)

可愛いからいいよね?ぶんぶん振り回して邪魔になりそうだけど...

アクがセリの事を好意に思っているという新事実はさておき...

まぁ俺がセリサイズになった事しか無いんですよね実際。見た目は変わってないけど透けてるし幽霊みたいだし...ま、一度死んでる訳だから合ってるのかな?人生二度目、まぁ召喚されたの合わせると三回目だけど俺の命軽くね!?っと思ったのは内緒だ。俺と君との秘密事項だぞ?

誰に言うでも無くそう呟いた俺...まって、セリさん俺の髪引っ張らないで痛いから!頭皮ごと取れちゃうから!

全く...俺のポニーテールの魅力にやっと...ほんとすんません。二度としないんでその手に持ってる刃物で俺の髪切ろうとしないで。マジ、ちょっと切れてるから。ほんとてか何でそんなの持ってるん?あ、魔力で作った?ワーマリョクッテイダイダナー。


っとまぁそんな感じでわちゃわちゃやっていると今までじっとしていた巨幼女が動きを見せた。ちなみに巨幼女とは幼女巨人の事でありこの名前はアク個人の呼び方である。


槍を投げその衝撃で動けなかった巨幼女は体が十分に動く事を確認し盾を構えこっちに向かって突進してきた。


「...あれ。あたったらセリ木っ端微塵だよね?」


「...いや、それがアクがどうにかしてくれるんでしょ?...え?お前も手伝え?でも魔法効かないって言ってたよね?実践したよね?確かめましたよね?って言うことで私は安全な所に避難を...」


「っておい。流石に今回は一緒に戦おうや。そうすりゃあ二人の仲も良くなるんよ?」


逃げようとしたセリを捕まえ、杖を構えるように言った。俺一人でやるのは勇気がいるんだよ...デカ過ぎて生物的な本能がマジ無理って言ってるんだよね。俺もデカくなれば早いんだけどここはセリと一緒の協力プレイって事で。俺の予想があたってれば〝魔術〟で何とかなる筈だから。いかなかったら...いつも通りのソロって事になるね。セリがいるのにソロって...惨めですよ!(断定)


争っていても仕方がないので俺が先人を切って頭の中によぎった言葉を言う。


「『我が想いし、かの現象。それは有にして無。我が想う一つの答えなり...』以下省略!とにかく催眠攻撃!」


あんな長い文を一瞬で覚える事は不可能なんです。重要なのは自分が起こす現象を頭の中でハッキリ思い浮かべる事。ただそれだけなんです。はい。

俺が突き出した腕から...何も出ない。あれれー?何故?


「えっと...私がやろうか?足止め位なら出来そうだけど」


そう心配そうに声をかけるセリ。その優しさが今辛いです...。

そんな感じであたふたしていると目の前に迫っていた巨幼女はいきなり急停止し片手に持っていた盾をぶん投げた。


あれ?


『ダレガワタシノノウリョクヲウバババヴァ...』


突然の登場に驚いたセリは言葉の途中で拳の数十倍程の大きさの石を声を発した物体に発射した。あれですね。RPGとかでラスボスの登場映像流れてる時に攻撃ボタンを連打する人ですね。それかスキップ連打する系の人。まぁ俺もだから何も言わないけど。

セリのいきなりの行動にびっくりしていると急に俺の方を向いて「魔法ダメージ入った...」とこっちもびっくりした表情をしていた。てか石当てるのって魔法攻撃なの?魔力で生成したものだから魔法って事になるの?さっぱりわからん。

ちょっと理解が出来てない不満気なアクをおいて、セリは今か今かと魔力を溜め発射しようとしている。次は何出すんだよ...。

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