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醒(さ)めぬ悪夢

数年前に書いた処女作になります。
過去作品を引っ張り出していきますので、その第一弾をば。



ーー異能者が、いた。
突然変異として現われたフラスト遣いと呼ばれる彼等は、有り得ぬ事象を操り、その『力』は善悪を越え世界を混乱へと貶めた。

《frustration errand》――直訳すると、フラストレーション遣い。誰かが言ったその言葉は、いつしか彼等の呼び名になった。
フラスト遣いの『力』の源は人間の欲望。夢に対する無意識の渇望。それは誰しも持っている、底見えぬ闇。
己が欲望に酷似するように『力』は多種多様なる片鱗を垣間見せる。
だが目覚めたその『力』で何かを得たとしても欲望は更に深まり、人は、渇望し続ける…無くなる事など、ない。

求めずに『力』を持った者。
己の『力』を誇示しようと思う者。
人とは異なるものになった自分の、新たな居場所を求める者。
かつて『罪無き大虐殺』という悲劇の起こった、今は国という機能を失ってしまった島国に彼等は集まり、そしてある国を造った……それは


『日本監国』


世界中の国々が団結し、対フラスト遣い監視組織として造られた世界警察機構――通称WPFの監視下の元、その国は歴史を積み重ねていく事になった。
そして、今、悲しい物語が始まる――――
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