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黒の旅  作者: 岩城ぱれす
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黒の旅Ⅳ

 あの後、アンリと別れた俺とマリノは走りながら眠れる大地を目指していた。

 アンリの様子が気になるが、アンリが俺達を逃がしてまであの場を受け継いだのだから、死ぬわけにはいかない。

「マリノ、大丈夫か?」

「少し頭がくらくらしてきた」

 そういえばマリノは、今までで一番早い目覚めだったな。その影響もあるのだろうか少し疲れ気味だった。今ここで無茶をして行くより、どこかで休んだ方がいいな。この辺りに、休めそうな場所は……あった。普通にあった。この森の中に一件ポツンと残っていた。しかも、まだそこまで使われてないという奇跡だった。

「マリノ、あの家を使わせてもらおう」

「でも……」

「今日はここまでにしよう。明日からまたがんばろう」

「うん……」

 マリノは少しがっかりしたような声でそう言った。たぶん、自分を情けなく思っているのかもしれない。

 そんなマリノの手をとりながら、空家に入っていった。


「お湯も出るとは、なかなか良い家を選んだな」

 今はもう少しで日が落ち、暗闇しかなくなる夜に突入するときだった。俺は、この家の設備をいろいろ見て回っていた所だったが、なかなか整備されていて、風呂のシャワーからはお湯が出るくらいよかった。ガスの設備もされていたので、今日は火を(おこ)さなくてもよさそうだ。

「フリード……」

「マリノ、寝ていなくてもいいのか?」

 俺が台所の設備を見ていた時だった。すぐそこにあるドアが開き、寝ていたはずのマリノがやって来たのだった。肩にはいつも着ている黒のプリンセスコートを羽織っていて、まだ体長はよさそうには見えない。

「いや、のどが少し乾いたから水を飲もうと」

「そういうことか。待っていろ、すぐ水を汲んでやるか――」

 いや、待てよ。アンリが言っていたことを思い出せ。確かマリノはアクアウスに近い体なんだよな?ということは、この完全除菌されているであろう水を飲んだら、死んでしまうんじゃないのか?もしそうなったら、今度こそ俺はもう……。

「――らと言いたいがあいにく水は今、調べていて飲めないんだ」

「何を言っている? そこにコップに汲まれた水がある、それを私に――」

「いや、何かあるかもしれないし、それにここの水も約一ヵ月間放置されている。だから飲むのは危険だと思うんだ。体の為にも」

「……なら、仕方がない」

 マリノはそう言うと、後ろを向き、そして、

「アクアウスを殺して水を得てくる」

「わかった! 水を飲んでいいから、外に出るな!」

 俺は慌ててマリノを言い止めた。

 さすがはマリノ、自分がそんな状態でもジョーク?を言ってくる所は変わらないな。

 で、とにかくだ。俺はマリノに水を飲ませ、それを見ている時だった。

「水を飲んだら私が死ぬと思った?」

「ああ……うん、すまん」

「そんなに心配しなくてもいい。水なら今以外も飲んでいる」

 そうだった。そういえば、あの話をされる前から水は飲んでいた。冷静に考えるとそんなに心配することでもなかったかもしれない。

「では、私は戻る」

 水を飲み終わり、コップをテーブルに置くマリノ。

「一人で大丈夫か?」

「大丈夫……心配してくれてありがと」

 マリノは照れくさそうにそう言うと、二階の寝室に戻っていった。

 マリノは冷静に判断できる能力がある。俺も見習わなければならない。そうすれば、これからもマリノを守れるかもしれない。戦いができない俺が言うのもなんだがな。


 たぶん夜の七時半を回った頃だ。俺はマリノの部屋まで行き、おかゆを持っていった。食ってくれるかはわからないが。

「おーいマリノ。おかゆを持ってき――」

『うっ……うっ……うあっ……ああんっ……』

「マリノ! 入るぞ!」

 部屋の中でマリノが苦しんでいるっ!それはすぐにわかった。俺はすぐに部屋のドアを開けた。そして、目に飛び込んできたものは驚くしかない物ばかりだった。

「マリノ……これは一体……」

『うっ……うっ……フリード……』

 そこには白のノースリーブのニットを背中から豪快にぶち抜き、広がった天使のような蒼い翼。あれだけ短く茶色だった髪が、今は白く、そして、長く美しい髪。なにより驚いたのが、体だ。ニットの前側は全て引き裂かれ、乳房の上に白く長い髪が載っている。胴の前側は赤いコアのような物が埋め込まれている。そして、一番目立つのが藍色に輝く皮膚。黄色に光る瞳。そう、アクアウスと化したマリノがベッドの上で苦しがっていたのだ。

『もう、私はあの子の所に行かなければならない』

「何を言っている! 明日一緒に行こう!」

『それは……無理。あの子が強制的に連れて行こうとしているから』

 そんな勝手な……。悪のアクアウスめっ!何をしようとしているんだ!

『さようなら……フリード……』

 アクアウスと化したマリノは俺に近づき、そして抱きしめた。別れを惜しむように。

 マリノの胸とその乳房が俺の胸部に当たっている。これが最後なわけはない。「さようなら」なわけがない。俺もマリノを抱きしめた。

「マリノ……お前が好きだ……本当に好きだった……」

『私も好き……人生で初めてこんなに人を好きになれた……あなたのおかげ……ありがとう、フリード……そして、ずっと愛してる……』

「俺もだマリノ。愛してる……この先もずっと……」

 俺とマリノはそのままキスをした。マリノの何かが俺の口の中に入って来たが、そんなもの俺には関係ない。俺はマリノの全てを愛しているのだから。

『ありがとう……本当にありがとう……』

 マリノはキスを終えると、笑顔で泣きながらそう俺に告げた。そして、そのまま瞬間移動して消えた。

「マリノ……俺もそっちに行くからな……待っていてくれ」

 俺は涙を一つ二つ流し、そう誓った。絶対に、守って見せる。大切な恋人を守るために。


 俺は今フランス南部にいる。三日経っても、まだフランス内だ。なぜ俺がフランスだと断定できたかと言うと、早朝に二階の窓から見た時にエッフェル塔が少し見えた。それでわかった。眠れる大地の場所はスペインのどこかだ。どこかだがわかる。俺の考えだが、眠れる大地に近付くにつれてアクアウスが多くなるはずだ。護衛本能のようなものが働くと考えている。そういうことを考えながら、俺はひたすら歩く。ただ歩く。それだけだ。


 今日で一週間経つがまだフランス内だ。途中でアクアウスに接触し、撒くのに手間がかかった。そのためまだフランス内だ。フランスとは言っても、だいぶスペインよりの方だがな。今頃マリノはどうしているのだろうか。マリノに会って渡したい物があるからな。こんなところでつっかえている場合じゃない。


ついに、スペインに入った。入るまでに十日かかった。戦わずに来るのは大変すぎる。だが、あいつを倒すまで他のアクアウスを殺しはしない。絶対に元に戻させてやる。それが俺の執念だ。


 アクアウスがここは非常に多い。と言う事は、ここら辺に眠れる大地があるはずだ。だが、建物は見えない。でかい建物のはずなんだ。しかし、何故ないんだ!このままでは誓ったことを終えないまま終わってしまう。それだけは何としても避けたい。

 その夜、俺は洞窟の中で一夜を過ごした。薪に火をおこし、考え事をしていた。

 なぜ、ここら辺一帯には建物がないんだろうか?スペインともなると普通は人の手が入ってもおかしくはない。だが、ここはそれらしいものが全くない。むしろ不気味に思えるほど木しかない。アクアウスがあれほどいたんだ。ここの地域に間違いなくあいつはいる。そして、マリノもいる。

 そして、話は変わるが、アンリは今頃どうしているのだろうか?あの後、地響きのような足音もない。爆発音もない。と思うと、アンリが心配になって来る。アンリはアクアウスだが、いい奴だった。あんなに男気がある奴めったにいない。無事でいてくれると信じるしかいない。

「そういえば、外の雨がすごいな」

 俺が考え事をしている時に、外は豪雨になっていた。雷もなりそうな勢いだ。

 と、想った矢先に鳴った。光と独特の音を鳴らし雷はやって来た。

「ん、今何か違和感を感じたな……」

 俺が丁度雷が起きた時に外を見た時、建物らしきものを見た。雷の光で反射したのだろうか、色は白だったが、確かに建物らしきものが見えた。

 そして、もう一回雷が鳴る。

「やっぱりだ。建物が見えたということはつまりあれが……」

 そう、今見えたのが『眠れる大地』、マリノをアクアウスに変えた忌々しき研究所。あそこにアンリの別個体、そしてマリノがいるに違いない。

 俺はこんな洞窟の中にいられず、すぐに持ち物を整理し、雨が降る外に出て、『眠れる大地』目指して走って行った。

「待ってろよ、マリノ。迎えに行くからな……」

 俺は森の中を走り、びしょびしょになり、泥だらけになりながら走り続けた。雷が光をくれるので『眠れる大地』を見失ってもすぐに確認できる。

 そしてついに『眠れる大地』に着いた。すべての事件を起こしたこの『眠れる大地』に着いたのだ。外見は完全に森と化しているが、これは多分幻影だろう。

 俺は幻影の中に入り込んでいった。そして、真の姿を見たのだった。

 ドーム型の丸い屋根に小さな窓が五つぐらいついている。そしてすべてカーテンで閉められている。外からは全く中の様子は分からない。そして、外壁は(いばら)で覆い尽くされている。もう他者を入れる気などないのだ。

「よし、終わらせてやる。全てを」

 俺はそう言い、『眠れる大地』に入って行った。


『なあ、マリノよ。早く意識を失くしてよ。そうじゃないと君を取り込めないじゃないか』

『……あなたに取り込まれるぐらいなら、私はまだ……』

 私は今、あの子にとらわれていた。あの子はアンリのような体ではない。私が初めて会った時と変わらない姿だ。唯一変わった所は、体から無数に伸びる触手だ。見ているだけで気持ち悪い。

『そんなに見栄をはっちゃって。これで楽になりなよ』

『うぐっ……ううっ……ううっ……』

 あの子は私の翼を縛っていた触手をさらに強く縛り、さらに私の胸から腹にかけて存在している赤い融合器に触手を突っ込み、中で動かす。それにはまだ私は慣れてなく、つい声を上げてしまう。

『どうだ?素直になる気はしたかな?』

『こんなんで私は……ぐっ……』

『そんなに怒るとさらに縛る個所も増やさないといけなくなっちゃうだろ?僕的にも君を元気なまま取り込みたいんだからさ』

 私の足首、胸の下、さらに両腕を別々に縛られ動きを止められる。しかも、翼をさらに強く縛る。

『うっ……ううっ……うっ…………』

『おっともしかして死んじゃった? 締めすぎたかな?まあ、いいや。どうせとりこまれるんだからね』

 あの子は、触手を緩め、取り込む準備をする。

『……じゃあね!』

『あっ! 芝居だったか!』

 あの子はまだ知能は子供だったようだ。こんな芝居に引っ掛かるとは。

 私は翼をたたみながら、出口に向かって走っていった。

『逃げられた! 逃げられた! 逃げられた! 逃げられた! 逃げら……れない!』

 このまま出口に向かって行けばおそらく逃げれる。茨は強行突破すればなんとかなるはず。一度外に出てしまえば、瞬間移動も出来るはず。それに、あの子はここから出たことはない。

「マリノ……マリノ!」

『フ、フリード!』

 私は聞きなれた声で呼ばれ、その方向を向くと、なんとフリードがいた。フリードが出入り口の前にいたのだった。雨で体中びしょ濡れ、森の中を走って来たのか泥だらけでもある。それに、体のいたるところに切り傷があった。

『どうしたの! なんでここに……』

「マリノを助けに来たに決まっているだろう」

『でも、どうやって! 普通じゃわからないはずなのに』

「雷が教えてくれた。それより、早く元に戻さないと」

『元に戻す……それなら、私が教え――』

 その時だった。私の腹部から鈍い音がし、貫かれるような感覚が私を襲った。それと同時に私は体を前に崩す。それをフリードが支えてくれた。もうこの時に私は犯人がわかった。あの子だと。

『いや~危ない危ない。君に僕の触手を取り込まさせておいて。おかげで、君はあまり動けなかったろう。僕は手段を選ばないよ。特に自分のものになる奴にはね』

「マリノ!」

『ううっ……あの子、少しは成長していたようね……』

「喋るな! 安静にしていろ!」

 私の口から水が出てくるのを見て、フリードが心配そうに話してくる。

 私の状態を見て、あの子は有頂天だ。

『わーい! わーい! これで僕のものだ! わーい!』

『まだ……私は終わらない』

 私は最後の力を振り絞り、あの子に向けて風の刃を撃った。あの子の体に、触手に風の刃がどんどんぶっ刺さる。

『わー……痛い! 痛い! 痛い! 痛い! なんだこれ! なんだこれ! なんだこれ!』

『早くこっちに来て……』

 あの子は風の刃が体と触手にささり痛がっている。そのすきに私は、ゆっくりではあるが、ヨタヨタと歩きながらフリードをある部屋まで案内した。


『ここよ……』

「ここは?」

 俺がマリノに案内されてやってきたのは、研究室のような所だった。中央には、人間よりもでかいガラスで作られた試験管のような物がある。その上には沢山のパイプがついていて、天井の上に続いている。

『ここが、『眠れる大地』の心臓部、『永久地』よ』

 マリノはそう言うと、俺の方に来て、俺のポケットから水鉄砲を出し、そして、

『うぐあっ……』

「マリノ!」

 そのまま自分に向かって撃った。簡単に言うと自殺だった。

 マリノは力なく倒れてしまう。俺はマリノを抱きかかえそして聞いた。

「なぜこんなことをしたんだ!」

『こうするしかないの……フリードのためにも……あの子の為にも……』

 言っている意味がよく分からない。というか理解したくても理解できない。俺の為?何で俺の為に……。

「なんで俺の為に……」

『えっ……』

「なんで俺の為に犠牲になる! 毎回なんで自分の為に自分を優先しない! なんでだ! なんでなんだ!」

『私は……』

 マリノはもう相当弱ってきている。それでもマリノは俺の為に説明をしようとする。自分の為ではなく、約束を破った俺の為に。

『あなたの事が好き。だから、あなたを大切にしたい……。自分も大切にしたいけど、あなたの方が自分なんかよりずっと、ずっと大切で、大好きだから……だから私はあなたに身をささげたい……』

 なんだよその理由……。意味わかんねえよ……。意味がわからなさ過ぎて、全然わかんねえよ……。

『最初の誓い覚えてる?』

「ああ、覚えている」

 俺とマリノは一呼吸してから一緒に、


『「二度と私に触れないことと、私と一緒に眠れる大地を目指すこと」』


 最初に誓ったことを一緒に言った。

『ね、一つは破って、一つは上手くいった。人生、上手くいかないことだらけ。でも、私それでよかった……』

 マリノはそう言い、間を開けて、


『あなたにあえてホントに幸せだったから!』


 マリノはそう言うと、ホッとしたのかそのまま永遠の眠りに着いた。

「ああ……俺もマリノに会えてホントに幸せだった。ありがとう……」

 俺がそう言うと、マリノの遺体は一つの水の塊になった。

 俺は、背負っていたリュックサックから、マリノのプリンセスコートを出し、それを羽織った。それから、マリノの水の塊を中央のガラスに入れ、セットし、「Emisión acuática del corazón」と書かれたボタンを押した。

 すると、当然のように変化が起きた。ガラスの中に入った水の塊が見る見るうちに分解されていき、ミストのような水になり、パイプに沿って外に出ていく。この部屋にも一つだけ窓があったので、そこから外の様子を見ると、先程の水が世界にまかれていく光景が見えた。そしてそれに当たったアクアウスが見る見るうちに人間になっていく。どうやら、あの装置はアクアウスを人間に戻す、いわゆる解毒剤のようなものだったんだな。

『グオォォォ!』

「なんだ……もしかして」

 部屋の外から聞こえた苦しそうな声を聞き、俺はこの部屋から飛び出す。

 部屋の外で苦しがっていたのはあいつだった。アンリのもう一人の人格、悪い方が苦しがっていた。

『ほ、滅んでいく……この僕がぁ! あんな僕に負けるなんて! 絶対に、絶対に、ありえないぃぃぃ!』

 そう叫び、あいつは消えていった。あいつは、もう一人の人格、つまりアンリの事を言っていた。ということはつまり、

「おう、約束守ってくれたんだなフリード」

「もしかしてアンリか?」

「ああ、そうだ。アンリミテッド・ゲームズ・カンパニ・ガール・ストライク・ネオ・スターダム・オブ・ザ・サン・ドラゴエル本人だ」

 アンリが廊下の奥から姿を現した。金髪で黒と赤を基調とした服を着ている。

 そういえば、この名前もマリノがつけてくれたんだよな。……そのマリノの事をアンリに報告しなければならないと思うと胸が痛む。

「アンリ」

「そういえばマリノが見当たらないな」

「マリノはさっき――」

「マリノの事だから、恥かしくてさっさと旅に出ていたんだろうな。せっかちな奴だ」

 アンリはもしかしたらマリノの事を知っているのかもしれない。あいつとアンリは意思が繋がっている。それで知っているのかもしれない。

「アンリ聞いてくれ実は――」

「さっさと俺達も帰るとしようぜ。世界もどんどん復活していると思うしな」

「マリノは死んだんだ。自分を犠牲にして」

 その事を聞いたアンリは一瞬驚いたが、すぐにさっきの表情に戻り、

「そうか、よくここまで守ってくれたな。ありがとな」

 アンリは俺を責めさせないようにするためか、穏やかに俺を励ましてくれた。

 ただ、アンリも心の中では非常に悲しそうに見えた。


4話目でした。

作者自身もとても悲しいかいだと思います。

最初にも言いましたが、私が見た夢を題材にしています。

私は夢を見ながら泣いていました。

終わり方は少し変えましたが、それでも少しくるものがあります(涙)

次で終わりです。もう少しお付き合いください。


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それでは、最終話のエピローグでお会いしましょう!

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