おやすみ、プルート
選ばれただけなのに
いつの間にか外されていた
何光年も先の君は
どんな顔をしているだろう
ここからでは見えないけど
想像することは容易いよ
太陽も届かない場所で
君は廻り続けているんだろう
暗闇に落ちた雫は
球体となってプカプカと
この場所に着く前に
割れてしまうんだろう
それに気づくことも無く
毎日は続いてしまうから
君のいない夜空に
子守唄を歌うよ ラララ
いくつも落ちた雫が
光となってプカプカと
孤独と共に回り続ける
星になってくれたらなぁ
コスモスが風に揺れて
何光年も先の君の姿に
この想いを馳せて
子守唄を歌うよ ラララ
読んでいただき、ありがとうございます。