第6話
ちょっとした挿入なのでちょっと・・・いや、かなり短い・・・です。
隣に住む男の顔が分かったからといって、葉月の生活にはなんら変化は無いはずだった。
ただ、唯一変わったことといえば子猫が一匹、家に住み着いたこと。
それだけのはずだった・・・
「んっ・・・」
甘ったるい声が葉月の鼻から抜ける。
触れるだけだった口付けは徐々に貪るようなそれへと変化していく。
どうしてこんなことになっているのだろう。
否、どうしてこんなことを自分はしているのだろ。それも数日前にやっと顔を知ったばかりのお隣さんと・・・
今日も隣から聞える女の声に癖癖しつつ家から出たはずなのに、気づけばその部屋に自分がいる。
こんなことをしては駄目だと脳の冷静な部分が訴えてくが正常に機能していない心はそれを拒絶する。
自分を抱き込むひんやりとした腕に今は身を委ねてしまいたい。
後で後悔することなんてわかりきってはいるが、今はただ、誰かのぬくもりが欲しかった。
本当に短くてすいません・・・
次話はどうしてこんなことになったのかというところを書くつもりです。
一応、間を空けずに投稿したいと思っていますが、どうなることやら・・・
さて、最近いっきに冷え込みが厳しくなってきました。
もう、コタツを出す季節です!!
そう思うとなんだか本格的に冬が始まった気がしますね。
まぁ、我が家はコタツを出すとカタツムリ状態になってそこから動かなくなる弟がいるためコタツは出さないんですがね!
皆様、体調にはくれぐれも気をつけてくださいね。