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入学試験1

俺の名はレオ、15歳、どこにでもいる平民だ。

ただ俺には普通ではない点が一つある。

魔法を使えないという点だ。


この世界では、5歳の時に神からの祝福といって体から魔力を解放する儀式があり、10歳のときにその魔力の属性を調べる習慣がある。

俺が5歳の時、教会にいきその解放する儀式とやらをしてもらったのだが1ミリも魔力が出てくる感覚がなく、神父さんに聞いたら、

「だんだん分かるようになるよ、魔力が無いなんて前例はないからね」

と言われ、なんとなくそうなのかーと思いながら10歳になり魔力属性を調べてもらった結果

自分の脳にこんな文章が浮かんできた。


魔法適性 なし

特殊能力『セーブ』


なしってなんだよなしって、やっぱり魔力無かったのかよと思いながら特殊能力に気付く。

特殊能力なんて聞いたことないと思いながら、試してみた結果、その能力は3つまで『その瞬間』を保存でき、いつでも『その瞬間』に戻れることに気付いた。

俺はこの能力を使い、初等学校を良い成績で卒業し(ズル)、これから王立魔法学園に、入学しようとしている。




「じゃあお父さん、お母さん、俺行ってくるわ、受かってくる」

「お前くらい才能あるなら、貴族さまがたくさん受ける試験も受かるだろ、期待してるぞ」

「もうレオも15歳になったなんて…涙が…」

お母さん泣き出しちゃったよ、

そしてお父さん、軽すぎ、結構王都まで遠いのに、もう少しなんか別れを惜しんだりしないのかな?

「ほら、モタモタしてると列車もう行っちゃうぞ」

「ほんとだ、じゃあばいばい」

正直俺も不安ではあるが、お父さんの元気な送り出しでちょっと和らいだ。

やっぱり親って良いな。


魔導列車に乗っている途中隣の席に同世代くらいの女の子が座ってきた。

「すみません、隣失礼します」

「あ、全然いいですよ」

もしかしたら入学試験受ける子かもな。

「もしかして、王立魔法学園の受験者ですか?」

まさかのそっちから聞いてくるとは、予想外だな。

「そうですね、もしかしてあなたも?」

「はい、私の名前はリナって言います。もしお互い受かったのならよろしくお願いします」

「受かったら、ね、怖い事言いますね」

「でも相当自信ありそうですけど?私結構緊張してるのに、君からは緊張が見えませんよ」

「そうですかねー」

そんな会話をしていくうちに時間は過ぎていった。


魔導列車は3時間ほどで王都に着いた。

「では、ここでお別れですね」

「そうですね、っていうか君の名前聞いてなかったですね」

そういえばそうだったな

「俺はレオって言います。もし受かったらよろしくお願いします」

「では、試験でまた」


早めに夜ご飯を食べた後、宿に向かう。


ここが例の宿か、まあまあいいところお父さんとってくれたな。感謝だな。

そして予約していた部屋に行き、明日の順番をする。

一応ここでセーブしておくか。

『セーブ』

これでいつでもこの瞬間に戻る事が出来るな。

早めに寝るかー、じゃあおやすみ。






始まりましたー

拙い文章ですけどそこは許してください。

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