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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

神々は見守りたい

作者:昼咲月見草
人間は弱い。
あまりに弱い。

神々はそんな人間を愛おしみ、その行いの全てを受け入れて見守った。

だってどうせすぐに死ぬんである、人間。
なら何をしようと大事に見守ってやればいい。
外道も聖人もモブも、全て等しく愛おしく見守る。
殺し合う?いいよいいよ、死ぬのがちょっと早まるだけ。
助け合う?いいよいいよ、なんか色々増えてモサっとしてる感じがまたいい。
野生もいい、きちんと文化的に躾けられてるのもいい、自分だけのぶさ可愛さ最高、勘違いの突っ走りの永遠の厨二病マジウケる。

全ての人間を神々は愛した。愛して見守っていた。
イエスヒューマン、ノータッチ。
この真理に従えない神は暗黒の果てに追放された。

そう、その日までは。

これは、神々の深い愛を人間がようやく理解し、その手に入れる輝かしいその日の記録である!!!

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