柿木の葉
十六行詩『柿木の葉』
柿は木の葉を緑に揺らして
川は陽気にとつとつ流れる
わんこの散歩も足取り軽く
私もにっこり夏のあせ拭く
木の葉は青を秋に濃くして
川はさやさや冷たさを流す
わんこの散歩は足取り軽く
私は季節の変わり目に遊ぶ
丸い柿の実たわわに実って
川は橙色のその影をうつす
土にころころわんこ遊んで
私を真っ赤な笑顔にさせる
ある朝柿木の葉は裸だった
川は一面殺人現場のように
柿木の葉の青に染められた
私は一人空虚に立っていた
十六行詩『柿木の葉』
柿は木の葉を緑に揺らして
川は陽気にとつとつ流れる
わんこの散歩も足取り軽く
私もにっこり夏のあせ拭く
木の葉は青を秋に濃くして
川はさやさや冷たさを流す
わんこの散歩は足取り軽く
私は季節の変わり目に遊ぶ
丸い柿の実たわわに実って
川は橙色のその影をうつす
土にころころわんこ遊んで
私を真っ赤な笑顔にさせる
ある朝柿木の葉は裸だった
川は一面殺人現場のように
柿木の葉の青に染められた
私は一人空虚に立っていた
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