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あのタマ三郎は、宇宙を見上げた。

作者: けにゃタン

タマ三郎という、野良犬がいました。


彼の名前は、タマ三郎です。


タマ三郎は、宇宙に向けてダイナミックエントリーサマーバケーション!と叫びました。


が、空に響くのはニャーという虚しい鳴き声でした。


鳴き声が響く夜空の向こうに、ただ一人の人間がタマ三郎に見つめました。


その人間は、タマ三郎に優しく語りました。


「君を愛してる」


すると人間は、ズボンをゆっくりと脱ぎ、タマを晒しました。


「君のタマは、僕のタマ!」


そういうと、人間が飼っていたゾウさんが、宇宙に向かって白い涙をながしました。


白い涙は、地面に向かってゆっくりと流れました。


流れた涙は、地面に水溜りをつくり、新たな池へと進化を遂げた....。


溢れる涙は、止まることをしりません。


池から湖と、そして、海へと変わり果てると、新たな生命が産まれました。


生命は、海を泳ぎ、陸へと登りました。

そして、間違えて熱々の鉄板にのってしまいました。


鉄板にのると、焼かれ焦がされ、肌は黄色く、尾鰭には美味しいお焦げができました。


すると、謎の宇宙人が、巨大なホースを使って生命の腹の中に熱々の餡子を入れてあげると、息を吹き返したかのように元気に動きだしました。


そして、それを宇宙人が手に持とうとした時、その生命体は、逃げるかのように海へとダイブしたのでした。


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