支援特化と黒鎧さん
ランキング乗れました!やったー!とは言っても日間ランキングでしかも83位なんですけどね。しかもブクマは少ないしポイント評価も最低一回だけ。それでも嬉しいです。
みなさん、ほんとにありがとうございます。
PVもいっぱい更新したおかげで1000越しましたし。二日目にしては幸先いいです。トップ10のもはや人外さんとも言えるあの方達には及びませんが、これからも頑張ります。
みなさん本当に、ありがとうございます。
今回は苦手な戦闘シーンです。不快でしたらすいません。
「なんだろう?これ」
扉だけ?あ、どこでも〇ア的な感じ?
だとするとどこかに繋がってるのかな?まぁ、入って見ればわかるかなぁ。
うん、とりあえず開けてみよう。
そう思い開けてみると中は真っ黒で何も見えなかった。
入、れるよね、これ。
当たって砕けろ!だね。何事も挑戦だよ。
「……おじゃましマース」
バタンッ。
「ひゃっ、って扉がしまっただけかぁ。もう、びっくりした」
扉がしまった瞬間、真っ暗だった室内に灯りが着く。まだ薄暗くはあったが周りが見えるようにはなった。
室内は暗く、ボロい。ちょっと不気味な雰囲気を醸し出していた。ちょっと怖い。
キョロキョロしていると不意に声が響く。
「挑戦者か」
低く唸るような声に少し驚いた。
声のした方向を見るとそこには椅子に座る全身鎧の人?が居た。
「……挑戦者って、なぁに?それと、あなたはモンスター?それともプレイヤー?」
「……一度に多く質問するな。挑戦者とはお主の事だ。プレイヤーというのは知らんが我はモンスターだ」
ちゃんと答えてくれるんだね。優しい。
モンスターってことは、あれかな?りびんぐあーまーだっけ?そんな感じの子かな?
「んー、挑戦者ってまだわかんない、私なんにも挑戦してないよ?」
「む?我に挑みに来たのでは無いのか?」
「ん?私はただ扉があったから入っただけだよ」
「……なるほど。そういうことなら、立ち去っても良いぞ。今すぐ我の前から居なくなるのであれば、追いはせん」
「どうやって帰るの?扉無くなってるけど」
「……む、そうであった。我を倒すか貴様が死ぬまで出られぬのであったな。忘れておった」
ドジっ子なのかな?出られないのはちょっと困るなぁ。
「何とかならない?」
「無理だ」
「そっかぁ」
んー、そう言うなら仕方ないのかな?
倒しちゃうのもちょっと嫌だし、でも倒されるのはもっと嫌だなぁ。
どうしよ。
そう考えていると黒い鎧を着ているモンスター。黒鎧さんでいっか。が話しかけてくる。
「お主には二つ選択肢がある。黙って殺されるか、我と戦い殺されるか」
「結局殺されるじゃん!いやだよ!」
どっちも殺される選択肢なんて選択肢じゃないよ!
「ワガママだな」
「ワガママじゃないし!普通だし!」
「……では、ないとは思うが、我と戦い我を倒すか?」
「うん」
「……そうか、では」
「死ね」
刹那。先程まで座っていたはずの黒鎧さんは目前で、いつの間にか持っていたその鋭く巨大な黒い刀を、振り下ろした。
ゴウッ。
そう音を立てて振るわれた刀は直撃した。スライムさんの防御を容易く破った刃は深く私を刻み、そして吹き飛ばした。
「……口ほどにもないな。少しは期待していたが、この程度か」
吐き捨てるようにそういった黒鎧は椅子へと戻ろうとする。
「……待って」
「……生きていたか」
勝手に殺されちゃ困るなぁ。
天使族の種族特性。一日一度限り、残っているHPを超えるダメージ無効化。これのおかげでプリンが死ぬことは無かった。
でも
「……スライムさん」
結合した内一体のスライムさんが、死んだ。
核を真っ二つにされ、光の粒子となって消えた。
……スライムさん、一緒に冒険して、いっぱい守ってくれたスライムさんが、死んだ。
いや、こいつが
殺した。
そう認識した途端、プリンの中で何かが切れた。
プチンと
確かに音を立ててブチ切れた。
「許さない。あなたはここで、倒す!」
「ふ、フハハハハ、この我を倒すと、そう言ったのか!面白い!かかってくるがいいぞ!小娘!」
「〖ホーリーボール〗!」
「ハッ、そんな攻撃が当たるわけなかろう!」
躱そうとした光玉はしかし、直前でグニャリと曲がり、その身に直撃した。
魔法はある程度操作が可能だった。これは狼さんを無双してる時に見つけた。できるかな?と思ったらできた。
そして曲がって直撃した光玉は黒鎧さんのHPを削る。
「クッ!」
「……一割だけ?」
直前で曲がった魔法と、その威力に驚いた黒鎧だが。プリンもまた驚いていた。
削ったHP、わずか一割。今まで一撃で倒すことが出来ていたのに、今回与えたのは、わずか一割程度のダメージ。
強い。
今までとは比べ物にならないくらい硬く、強い!
「なかなかの威力ではないか、だが!もう当たらんぞ!」
「ッ!〖ホーリーボール〗!」
刹那、黒鎧さんが消え、目の前に現れる。
っ!また!またいきなり現れた!
「フンっ!」
先程よりも速く振り下ろされた刀を、なんとか躱す。
集中しないと!正確に見極めて、躱さないと、死んじゃう!
一瞬、たったそれだけで、いくつもの斬撃を生み出す黒鎧さんの攻撃を、先読み、見極め、躱して行く。
運動神経。それだけで片付けられる程の行動ではなかったが、ブチ切れたプリンはその行動を可能としていた。
半歩、動くのはそれだけ。紙一重でその攻撃を躱して行く。
そしてそんな攻防の中。追撃を加えようとした黒鎧さんに生まれたほんの一瞬の隙。それを縫って魔法を発動させた。
「〖ホーリーライト〗!」
薄暗い室内に強烈な光が広がる。
「っ!ちょこざいな!」
そして生まれた攻撃のチャンス、でも、〖ホーリーボール〗じゃ足りない!だから
「〖ホーリーランス〗!」
そう唱えると、光る巨大な槍が現れ黒鎧さんの身を貫いた。
そして、実に三割ものHPを削る。
「ぐあっ!」
〖ホーリーランス〗、聖属性魔法Lv2で覚える魔法。準備時間7秒、消費魔力10。聖なる槍で敵を貫く。
「スライムさんを殺した罪は重いから!」
「調子に乗るなよ!小娘風情が!」
「そうやって喋ってると、負けるよ!〖ホーリーランス〗!」
「クッ」
またも直撃。そして、残り三割!
「調子に乗るなぁ!」
「っ!?」
溢れ出す黒いオーラ。軽い気持ちでは、直ぐに死ぬであろうオーラと威圧感を、黒鎧さんは溢れださせた。
第二形態。
そんな言葉が頭によぎる。
「死ね【死神流 刀剣術 一の音 誘う鈴の音】」
「なっ!」
何それ!そんなの聞いてないよ!
そう思い回避しようとするも遅い。
チリンっと。
鳴った鈴の音。それを聞いた時にはもう、何故か膝を着いていて、私のHPは1割ほどしか残っておらず。体には自由が無くなった。
「な、に、これ」
HPバーの横に現れる雷のようなマーク。ゲームをあまりしなくても、状況などから察し明らかだった。
「麻痺」
「正確には違うが、まぁ、効果的には同じだな」
私状態異常効かないはずなんだけどなぁ。貫通系なのだろうか。
そう考えてみるも体は一向に動く気配を見せない。
体には電気のようなものが走っておりこれのせいかな?と何となく予想をつけたが正直そんなもの今はどうでもいい。
早く、早く解けて。
そう願うも体は動かず、黒鎧さんは近ずいてくる。
動け、動いて、動いてよ。
「ここまで我の体力を削ったのだ。賞賛に値する。だが、それだけだ。お主の魔法の威力は素晴らしいが、動けなければ話にならん」
動いてよ、なんで動かないの。
「では、今度こそ、死ね」
迫る刀身。でも、体は動かない。
死にたくない。
死にたくないよぉ。
ごめんね
スライムさん。
その次の瞬間。辺りは光に包まれた。
そして光が納まった頃、そこには、未だ生きているプリンと、生き生きと刀を受け止める
プリンの最大の相棒
スライムさんの姿があった。
スライムさんの覚醒!強し。
こう、やっぱりパワーが強すぎると戦闘が呆気なくなるんですよね。頑張っても展開が絶対早くなりますし。その辺は今後対策していくつもりですけど。今回はちょっと呆気ないかもです。