支援特化と赤いねこ
すいません。ぶっ倒れてました。今も不調が続いていて、小説が書けません。ほんとすいません。
新作に関してはストックあったんで出しましたけど、これに関しては全く出せませんでした。ほんとすいません。
頭ガンガンで集中できなかったんで短いです。
あと、これと次と次くらいかな?リング視点で物語始めます。
敬語口調女の子視点って書いたことなくて、不快に思われるかもしれません。ほんとすいません。
体やばいですけど落ち着いてきたんで頑張ります。
感謝祭出来なくてごめんなさい。
もう一度、ほんとすいません。
プリンと別れたリングは1人森の中を歩いていた。
「……何も起こりませんね。外れましたかね?」
あれから一時間。てくてくと森の中をモンスターを倒しながら歩いてはいるけれど、特に何も起こらず勘が外れたのだと予想する。
「私の勘。あんまり、外れなかったんですけどねぇ」
まぁ、ゲームで勘が働くのは初めてですし、外れても仕方な気はしますけど。
んー。でも、ここで散策を辞めるな。そうとも勘が囁くんですよねぇ。
連続で勘が働くのも、ゲーム関係で勘が働くのも、全てが初めて。何かがあるとは思うんですけど、なにぶん何も起こりませんからね。
「……んぅー。どうしましょう」
こんなにも真剣に悩んだのはいつぶりでしょうか。
まぁ、でも、そうですねぇ。プリンさんからは許しを得てますし。どうせならこのまま散策を続けましょう。
一時間がなんだ。今までどれだけゲームのアイテム集めでマラソンしたことか。それに比べたら一、二時間散策するくらいどうってことはないですね。
「よし。頑張りますよ」
そう言って軽くほっぺを叩くと歩き出した。
そして、二時間ほどが経ったある時。
勘に従って、本当に良かった。そう思える瞬間に出会えた。
「なるほど、これは、なんというか。まさか、これに出会うとは、思いませんでしたねぇ」
そう言って見上げる先には扉があった。さながらどこにでも行けるドアを連想させるその真っ赤な扉は
「七大眷属クエスト、ですか」
プリンさんが強化された原因の一つ。まさかそれに、私も出会うとは。
もちろん、スライムさんはいませんけどね。
「んー。これは、入るべきでしょうね。勘もきっとこれを伝えたかったのでしょうし」
勘、と言ってもやはり大雑把なことしか分からない。こうしたらいいんじゃね?くらいで何がどういいのか、そんなことは分からない。
さてと、扉の色から見て、どう考えても火属性の敵が出てくるでしょう。私にとって、力を手に入れれば、相性は最高。でも、戦うには相性は微妙。勝てるかどうかは正直いって分からない。
でも
「ここで、勝たなきゃ、一生プリンさんに追いつくなんてできっこない。絶対に、勝たなきゃですね」
火属性の七大眷属クエストは情報がほぼない。あるとすれば皆入った瞬間に倒されていること、火だるまのような、全身が炎に包まれたナニカによって皆倒されているということ。
入った瞬間は全集中で、ひとまず初撃は避けないとですね。そのあとは攻撃を避けながら解析。あとは……
「行き当たりばったり、全力で」
こと戦闘において、決まった戦い方なんてない。その時々で考えて、行動する。それが一番強いんです。
「勝ちますよ、絶対に」
ゲーマ舐めんな、ですね。
そう思いながら、その重く硬い扉を開けた。
読んでくれてありがとうございます。




