幻想の風
幻想。
朔月の
残滓は影にすいこまれ
ただ星空が広がっていた
リモコンを
探してみつからない夜は
あなたに逢いたい、長いし、寒い
そんな顔
しないでいつか望むなら
必ず狂い死ねるから、春
空だって、
飛べるよ風にさえ乗れば
震える、切り立つ、孤独をこらえて
空は飛ぶ。
あゝ、それにしても、騙されて
もうしんじない愛でも欲しい。
酒瓶を
片手に安酒かっ喰らい
みえない想いを、みつけた気になる
風、吹く、夜。
世界カラ
ハジカレワタシハ、影デスカ?
アナタノ闇夜ニ、ヒソンデイル風