表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/31

シールdeイタズラ:蜂須賀の場合②

「ハッチ先輩、何してたんすか?」


「んーとね、きちのみまわりだよー!ぼくゆうしゅうだからねー!」


「んんっ……、そっすか。あ、ハッチ先輩頭になにかついてるっすよ。」


「え!どこどこ??」


頭部に手をやりワサワサと探る蜂須賀だが、何も取れない。

当たり前である。

何も付いてはいないんだから。


「くそかわかよ……。」


「ん?なにかいったぁ?」


「なんでもねっすよ。自分が取るっすから、屈んでくださいっす。」


「わーいありがとー!」


そう言いって小さなロアに合わせるように屈む蜂須賀。

とっても素直である。


「じゃあ取るっすね。……よっと、取れたっすよ。ただのゴミでしたね。」


実際は取るというより付けたのだが。


「そっかぁ、じゃあぼくみまわりのつづきしてくるねぇ。」


「はーい、頑張ってくださいっす!」


「うんありがとー!」


そう言いながらふよふよと飛んでいく蜂須賀を見つめるロア。


「全然気づかないとか、おでこにそこそこデカい花のシール貼ったのになぁ。頭がお花畑のハッチ先輩に、超似合ってたしいっかぁ。」


驚くなかれ、ロアにとっては褒め言葉である。



ーーーーー



「何してんのよ蜂須賀ったら。」


「んー?」


「お花咲いてんのは頭ん中だけにしなさいよね!」


そう言い、蜂須賀に手鏡を渡す寺沢。

女子力かな?


「わぁー、ぼくのあたまにおはなだぁー!わーい!」


「んもぅ!そうじゃないでしょ!!」


ベリッ


そんな勢いの音立てて寺沢は蜂須賀の頭についていたシールをひっぺがした。


「あー、いたーい!ひどいよぅ!」


「うるさいわね。……ふんっ、ただのシールみたいね。」


それを見た蜂須賀が


「かわいいねー、それちょうだい寺沢ー!」


(普通貼った相手に怒るところじゃないの?)


寺沢はそう思いながらもシールを蜂須賀に返してやる。


「わーい!ここにはっとこぉ!」



その後胸部にお花を咲かせたご機嫌な蜂須賀目撃されたという。


「んんんっ!!ハッチ先輩とうとい。」


「楽しそうだなロア。」

今回も使うかわからない異能力設定


寺沢ルカ:飛行能力スピード速め。

あとは銃火器系統を使う。


蜂須賀フミ:飛行能力スピード遅め。

超音波を出せる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ