夏だ!海だ!全員集合!!④
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「まったく、なにしてんのよ!」
「うぅ〜、ひどいっすよぅ寺ちゃ〜ん。」
ゲンコツを落とされた頭を擦りながら文句を言うロア。
「ロアがいらんことしてるからでしょうが!」
「お、おい大丈夫かよ。」
いらんことされそうになった須藤は心配してくれる。
優しい奴だなぁ。
「うぐぅ。コーせんぱぁい!」
ギュウッ
ロアはその感激の勢いに任せて抱きついた。
「うひょぁぁあ!!つっ、冷てぇ!!てかさぶぅっ!は、離れろロア!」
べリッ
そして寺沢にひっぺがされる。
「だーから、何をしてんのよ!」
「いや、なんて言うかコー先輩の優しさについ?」
そこにはしたり顔のロア、呆れた顔の寺沢、そしてこんなにも暑いに関わらず少し寒そうな須藤がいたとか。
ーーーーー
時は流れておやつ時
ちなみに近藤はいまだに捕まったままである。
水は時々長代が補給させているようだが大丈夫なんだろうか。
そんなことよりバッドエンズのメンバーである。
メンバーの約半分が埋まっているのだ。
どこにかって?
砂の中にですけれども。
理由はスイカ割りのためだ。
いや、スイカ割りというかスイカを(メンバーの頭で)割るというかんじなのだが。
埋まっているメンバーは蛛井、寺沢、蜂須賀の三人だ。
もちろんスイカを持っているのは我らがボス。
他のメンバーが何しているかというと、長代はメンバーを埋めるための穴を掘っていたので今は休憩中だ。
中谷は女性のため、埋める訳にはいかない。
そして須藤は今回ナビゲーターだ。
須藤はなかなかおっちょこちょいなので、ナビゲートというのは些か不安があるが、これでも一応No.2なので。
まぁ大丈夫だろう!
そしてロアは準備をしていたので埋まっていない。
何の準備かって?
いつもの事である。
そりゃあ埋まって身動きの取れないメンバーがいるのだ。
こんな好機を逃すはずはない。
「ふふーん♪ハッカ油の準備完了っすよ。これを鼻の下に塗ったらきっと見ものっすよ!絶対楽しいっす!」
ほらやっぱりろくな事考えない。
さぁ、バッドエンズのスイカ割り、どうなるとこであろうか!