表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/31

閑話①

バッドエンズに入隊してしばらくした頃

寺沢にイタズラを仕掛けて少ししたくらい。


「アタシだけ寺ちゃんって呼ぶ理由はわかったけど、蛛井はなんでさん付けなのよ。」


寺沢はずっと疑問に思っていた事を口にする。

自分とは仲良くなりたいから砕けた呼び方をしていると言っていた。

それ自体は悪く思わないし、むしろ少し嬉しいくらいだ。

他のメンバーに対する先輩と呼ぶ理由もわかる。

ただなぜ蛛井だけそのような他人行儀な呼び方なのだろうと不思議に思ったのだ。


「え。」


「他のバッドエンズのメンバーはウイを除いてみんな先輩呼びでしょ?気になるじゃない。」


普段から人懐っこい性格をしていると思われるロアからすれば、おかしいと思うのも無理はないだろう。

ちなみにウイというのはバッドエンズにおける紅一点だ。

もちろんロアも生物学上女ではあるのだが、まぁ、こういう奴なので。


「あー……。」


「何か理由でもあるの?」


「えっとぉ、距離を詰めたくないんす。」


「は?」


「心の、距離を、詰めたくないんす!」


単語ごとに区切りをいれて感情を強調するロア。

まぁ仕方ないかもしれない。

ここまでの物語ではあまり書かれていないが、蛛井は生粋のド変態である。

たとえば敵はすぐに片付けるのではなく、じっくりじわじわいたぶっていくのが好きだとか。

他にもバッドエンズ内でも新薬を開発すれば、誰彼構わず実験台にするとか……。

ちなみに、実験台にされた人間はその内容を絶対に口にしたがらない。

他にも細々としたことが多々あるためロアは蛛井を苦手……というかまぁ気持ち悪がっていた。

業務に差し障りがない程度に。


「あー。」


「アレは見てるだけでいいっす。」


「アレ呼ばわりなのね。」

中谷ウイ:バッドエンズにおけるお色気担当

黒髪でボブヘアーのつり目美人

160cmくらいでグラマラス

お胸はとっても大きくてだいたいF以上はあるんじゃなかろうか

お尻もキュッと締まっていて素晴らしい肉体の持ち主

言葉はきついが面倒見の良い姉御肌

ちなみに外にイケメン彼氏がいるらしい

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ