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絶望倫理委員会  作者: 糸色唱
前置き 絶望倫理
3/6

倫理

倫理とは


倫理


この世は倫理で溢れている


道徳的


犯罪も倫理をもとに罪を裁き


報道も倫理をもとに報じる


教育も倫理をもとに教える


俺は世の中を回すものは倫理だと思う


罪は法と罰だけでは裁けない


倫理を持って裁くべきだ


しかし倫理をもって裁くとき


倫理は罪を犯したものと犯されたもの両方を守ることになる


勿論罪を犯したものも人間だ


しかし被害者や被害者家族は犯したものには重い罰を望むだろう


倫理をもっつものはいかなる時も倫理的に考えなければならない


なんて言ってはみたものの


そんな難しく考える必要はないと思う


大事なのは倫理はひとつじゃない


正義と悪


正義はいかなるときも正義かもしれないが


悪には明確な悪はない


悪にだって倫理はあるかもしれない


ときに正義は悪になるかもしれない


じゃあ何をもってそれを正義と悪と捉えるか


それは倫理だがこの場合は自分自身だ


倫理は明確じゃない


ぶっちゃけ分かり難い


だから自分の考えをもって接さないといけない


それが自分にとっての倫理だ


そして最後に


倫理とはやはりひとつにはなれない


この世には明確じゃないものが多すぎるのだ


だからこの世はある程度の法や宗教などで倫理を説いているが


それだって倫理とは言えないかもしれないぜ


大事なのは


この世を疑う事だ


もしも自分の身の回りでおかしな事がありだしたら世界を疑え


何かがヤバいかもしれない


その時倫理観は崩れ去るかもしれない


この話はそんな話なのだ


人の倫理観を犯したとき


世界は脆く崩れ去る


ある一人‥‥ていうかこの俺の、大罪者の


贖罪の話なのだ


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