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絶望倫理委員会  作者: 糸色唱
前置き 絶望倫理
1/6

絶望倫理

なぁ‥‥

                                              

こいつをどうおもう?

                       


街に灯りは灯らず、燃え盛る火が街を覆う

                       


じゃあこれは?

                       


自分の考え、誰かの教えを信じるやつ、宗教ってやつか。他人にその宗教を無理に押し付けた。考え方をね。そしたらその人は違う宗教を考えていた。宗教が違うだけで無理やりその教えを押し付け、受け入れられなければ殺す。街単位では紛争、国単位では戦争だ。                                         


言っちゃあ悪いが四股があるのなんて当たり前、学校いくのも、家で家族と飯食べるのも、夜ねて起きたら明日がくるのも。                                    


世の中には俺の当たり前が当たり前じゃない子供たちがいるそうだ。                                      


同情はする。                                        


まぁだからってどうにもできないよ。                             


当たり前だろ?                                       


俺に何ができる?                                      


世界を変えることができる?                                 


無理だな。テレビのリモコンの電池が切れてる俺にはチャンネルを変えることもできない。(テレビ本体のボタンもいかれてる)                                    


何もできない                                         


つい最近知った                                        


それまでは何でもできると思ってた。                             


でも知ってしまった。俺は何もできないと。                          


それでも                                          


誰かがちゃんとしないといけないと思う                            


どうにかしないといけないと思う                               


助けることはできない‥‥でもさ。                              


絶望させることならできるぜ                                 


俺は立ち上がった。                                     


そして建ちあげたんだ。                                           


絶望倫理委員会を。


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