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愛が灯しとなる暁日(ぎょうじつ)  作者: 浮世雲のジュン


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一話:愛が灯しとなる暁日(ぎょうじつ)(あらすじ)

前の季節が終わったあとにも、海は同じようにそこ

にある。

変わらないように見えて、海はたぶん、毎日少しず

つ違っている。

この物語は、そんな変化の途中にいる僕の話だ。

そして灯りは、いつまでも受け取るだけのものじゃ

ないのかもしれない。

まだ頼りなくても、まだうまく言葉にできなくても、

誰かのほうへ向いていく日が来るのかもしれない。

これは、静かな海のその先に吹いてきた、風の話で

もある。

そしてたぶん、小さな愛が灯りはじめる場所の話で

もある

あらすじ

海辺の町で暮らす僕は、少し前まで、自分の気持ち

をうまく言葉にできなかった。

苦しいとも、寂しいとも、助けてほしいとも言えな

いまま、ただ静かに毎日をやり過ごしていた。

けれど、祖母の残した小さなランタン、母の不器用

なやさしさ、海の音、町の人たちの何気ない言葉に支

えられ、僕は少しずつ、自分の中にある灯りに気づき

はじめる。

そんなある春の終わり、僕の前に新しい風のように

現れたのが、湊と宙くんだった。

まっすぐで、時々不思議なくらい本質を言い当てる

宙くんの存在。

そのどちらもが、静かだった僕の心に、これまでと

は違う揺れを運んでくる。

これは、大きな事件が起こる物語ではない。

誰かに支えられていた記憶が、やがて自分の中であ

たたかな灯りに変わり、少しずつ誰かへ向かっていく

までの、静かな時間の物語である。

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