表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界の管理者  作者: 2月のオペラ
1/1

世界

 ここはとある世界。

ここでは、50年にも及ぶ戦争が起きていた。たった一つの花を巡って。


 ここでは、とあるお花が咲いていた。その花は世界に一つだけ咲いているとても美しいお花である。

しかし、その花には特別な力があった。その力には世界そのものを破壊と創造し得る力を持っている。

 ある時その花を奪おうとしたものがいた。しかし、その花を取ろうとすると世界各地で地震や台風などの自然災害が起きた。

 そこで今度は、その力を恐れその花を破壊しようっとしたものがいた。しかし、そのものがその花を破壊しようとすると花は破壊されるどころかまた、世界中で自然災害が起きてしまった。

 人々はその花を恐れ、世界からその花を遮断した。しかしながらその花を奪おうとするものも少なからずいた。やがて花を奪うもの、花を守るもの達による争いが生まれる。それは次第に激化していき、やがて国をも巻き込む大戦争になっていった。それが通称50年戦争と呼ばれているものだ、文字どおり50年も続いている戦争である。今の現状が続くようであれば60年も70年も続いてしまうとまで言われている。



 さて、これはそんな世界で生きているひとりの女の子についての物語だ。



――1987年 5月21日

激戦地ラーズ帝国キキス地方エリル平原

フラワー防衛戦線


「なあ...」


「ん?どした」


「今日は...なにも...ないといいな...」


「バカ言え」


「こんなところで何も起きないほうがおかしいよ」


「ハハッ...」


「それも...そうだな...」


「だがまあ.....何も起きないない方がいいな」



数時間後...

「センパーイ」


「ん?どした」


「今日は珍しくお昼まで何もなかったですね~」


「そうだな」


「本当に今日は何も無いかもしれませんね〜」


「バカ野郎、気を抜くんじゃない。いつ何が起こるのか分からないんだから警戒を怠るなよ」


「はぁーい」


(まぁ...さすがにここまで何も無いのは普通じゃないけど)




「ん...?何だあれ?」


「遠くで...何かが動いて...っ...!?」


(...っ...あれは...モース王国軍の紋章っ!!)


「てっ、敵襲、敵襲だー!」


「今すぐに司令部に繋いでくれ!!」


「今すぐ!今すぐに!!」


「りょ...了解っ!!」



――第3師団司令部――


<――っ!>


<こちら第二中隊>


<敵の歩兵部隊を発見!>


<後方支援を要請する!>


「了解」


「第一砲撃部隊に通達」


「敵の歩兵部隊を発見、位置”5609 4381”」


<――っ!了解!!>


「はぁ...」


「今日こそ何も無いとももうたのにーーっ!!」


「くそっ!!!」


「おいっ!」


「はっ...はい」


「全体に繋げろ...今すぐに」


「はっ!」



「全体に通信」


「「「総員!戦闘態勢!!」」」


<<<了解!!!>>>



――エリル前線――


<――っ!>


<敵の航空機を発見!!>


『了解』


「みんな〜身を隠して〜」


「「は〜い」」


(.....はぁ...)


キィィィィィィン!!

ドン…!ドォォォォン…!


(またか..)


(だけど...いつもより規模が違うな)


ドドッドドッドドドドドド!

ドカーン!!


『撃てーー!』

バラララララララ

バァン!

ドォン ドォン

ドカーン ドカーン


今日も銃声と大砲の音が鳴り響いている...


私は、この国の兵士だ。

この国は長い事戦争をしている、一輪のとてもきれいな花を巡って戦争をしている。驚くことに私が生まれる前からずっと続いている。こんなにも長く続いてるせいか知らんが世間では、50年にも及ぶ花好きによるお花の取り合いだとかなんとか言われてたな、んでそのお花の奪い合いに私達は巻き込まれたというわけだ。


バララララララ...

チュイン!チュイン!

そのせいで、毎日、毎日、毎日、毎日毎日毎日毎日毎日ずーっと銃声やら機関銃の音が鳴り響いている昼も夜も昼夜問わず、ずーっと鳴り響いている。(今もね、)


ドォォン!ドォォン!

そのせいからか夜もまともに眠れたことはほとんどない。まともに寝たのはおそらく去年のクリスマスぐらいだろうか?


チュドドドドドド!!

チュイン!バシッ!

ズドッ!

『うっ...』


ドサッ...

『マイクっ!マイク!!』


『大丈夫か!!マイクっ!!』


『よかった...息はまだある』


『衛生兵ー!!』


『マイクがやられたー』


『まだ息はある...早く来てくれー!』


『こっちもひとり動けなくなってる!』


『誰か手を貸してくれ!』



(まぁ...そんなことはどうでもいいなこんな状況だし敵を撃たないと)


カチャ…


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ