世界観や登場人物
世界観
”下”の世界
荒廃した世界。主人公の連理が住んでいた所は警察や自警団なども存在せず、ギャングなどの縄張りとなっている。比較的安全な所もあり、子供や女性はそこで暮らす。
旧時代の遺産が残されており、”上”の資産家たちはレアな遺産を収集したりしている。旧時代の中でも本や、旧時代の情報を得られる遺産は価値が高い。
”上”の世界
”下”の世界と違い、荒廃しておらず、活気に満ち溢れている。”上”に行くのには厳正な審査や、賄賂が必要。労働階級と資本階級に分かれており、資本階級の資産家たちが政治をする。その資本階級でも”叢雲”と呼ばれる家系は”上”の世界が出来てからこれまで君臨し続ける支配者の一族。
治安は非常によく、歓楽街以外では殆ど犯罪が起きない。
登場人物
主人公
連理・・・ここ数年の記憶しかない男。目覚めた時には”下”の奥地に居た。普通ならばそこで力尽きるのが常だが、生きる力を持っていた。任意的に自身の思考を切り替えることで、脳のリミッターを開放できる。が、負荷があり、切り替えた後は少し頭痛が来る。
見た目はくすんだ灰色の髪をした青年。身長は185cmで、体格が良い。記憶を探し求めて”下”を彷徨う生活から、”上”で美羽を護る生活になる。本人は今が結構気に入っている模様。
ヒロイン
烏丸美羽・・・資本階級でも有力な烏丸の一人娘。綺麗な銀髪に陶磁器のような肌、息を呑むほどの美少女だが、割と暴力的。連理の脛がよく犠牲になる。両親を助ける為、何とか亡くした指輪を探している。
幽霊やお化けが苦手な年相応の少女。貧乳という事を気にしている。
主要人物
フィリア・・・連理たちが通う学園の生徒会副会長。叢雲の現当主。実質的な支配者で、政治にも介入している。頭脳明晰で、見た目も有無を言わさないような圧がある美女。何かと美羽にコスプレをさせる痴女。
希望・・・生徒会の会長をしている一般家庭の生徒。すべてが完璧で基本的に学園には居ない。が、成績は常にトップで、他の追随を許さない。
メイド・・・烏丸の屋敷のメイド達。最近は連理の事を理解し、信頼もしている。家事はお任せあれ!!
キル・・・正体不明のフィリアの従者。連理が気づかない位気配が薄い。学園内で密かにフィリアを見守っている。その他の情報が無い。
東城教諭・・・学園の哲学を受け持つ教師。ギャングへの並々ならぬ思いがあるらしく、歓楽街に出没する。ギャングの構成員に犯されそうになった際に連理に助けられる。東城と言う過去名の知れた資産家の娘。実は武道を嗜んでおりそこそこ戦える。ただ、不意打ちという事もあったため主導権を得られなかった。
信二・・・美羽と連理が出会った日に美羽を追って来た男。あれ以降見ていないが、戦闘能力については折り紙付き。”下”に放置され、恥をかいたらしい。
その他登場人物
幽霊の親子・・・叢雲が運営しているアミューズメントパークのお化け屋敷に居た親子の幽霊。
”下”に居た男・・・気持ち悪い笑い方をする男。連理に殺されかけ、尋問されそうになった時に自害した。信二を一撃で気絶させる位には戦闘能力がある。臓器を集めていた。
ギャングの構成員・・・学園の生徒を巻き込んで何かを画策していた。臓器を集めており、連理にすべて燃やされる。一夜にして歓楽街に居たギャングの構成員は消滅した。
理事長・・・気に食わないおっさん。厳しい事で生徒たちからは嫌われている。
寿司屋の大将・・・寿司を握るのは下手だが、卵焼きを作るのは上手。
既出の情報をまとめた感じです。章ごとに追加していこうと思います。




