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あなたは誰?
不協和音...
聞きたくない音が する。
追ってきてない そう思ってた人は 歩いて追ってきていた。
青いような 紫のような
髪の色を持つ 同年代の…
18歳くらいの 女の人。
太鼓の音も この音も
この人から 出てるわけでは ない。
耳鳴り... というよりかは、幻聴なの かも?
ただ1つ
その人から 出ているもの。
その 異質な雰囲気。
口を開いて
???「やあ。」
その 雰囲気に
私は 包み込まれた。
私「誰ですか…!」
???「うーんとね、私は…月宮 凪。あなたの名前は?」
私「名前を聞いているのではないですけど…」
頭が一つ 抜けているような。
でも そんな空気が
冷たくも すこし 暖かくも 感じる。
私「私の名前は... うーん? なんかわからない。」
自分の名前すら わからなくなってしまった。
そこに ピコン と
静かな場所に 1つの音
私「あ、スマホが...」
凪「へぇ... スマホ、持っているんだ。」
私「さっきは電波なかったのに... LINEが来た。」
凪「地上が近いんじゃない?」
確かに たくさん上ったし
地上が近くても おかしくない。
凪「誰かに連絡をとってみれば?」