表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

第0話 『機動』

連載第三作目です。自分の好きを詰め込みました。よろしくお願いします。


 「『機動』」


 その言葉と同時に、右手で握った〈トリガー〉を思いっきり引く。

 その瞬間、身体を機械が包む。


 機動兵士の中でも戦闘成績が一番いいもののみがつけることの出来る装備、〈黒の機動装束〉を身に纏う。

 

 それと同時に背後から機動装束と似ているが、機動装束よりも身軽な〈駆動装束〉である白の機械を纏った者達。第一駆動隊。それらが迫りくる機械の蛇に対して攻撃を仕掛ける。蛇も抵抗するが、身軽な装備とすさまじい出力のブースターを付けた駆動兵士には全く攻撃が当たらない。


 「BM、頼むぞ。」

 『任せてください。』


 俺の声に反応するのはこの駆動装束に搭載されたAIであるBM。そして駆動隊が傷をつけた場所がBMによって視界に表示される。表示を見てルートを考え、足を進める。

 歩くと同時にブースターを使用しながら進むスピードを速くしていく。蛇の側面からミサイルが発射されるがそれをBMが背中に備え付けられた機銃を使い、一つ残らず迎撃する。

 駆動隊がダメージを与えた場所、首の側面に到達した俺は、止まることなく腰から剣を抜刀。空に飛び上がり、傷の部位に向けて剣を振り下ろす。それに合わせてBMが機体のエネルギーを消費してこの剣に流し込む。その効果は刀身の延長。横幅がかなりあったはずの蛇をゆうに超える長さの剣を振り下ろし、頭部を切り離す。

 

 「こちら〈黒剣〉。任務完了、これより帰還する。」


 これが、俺の〈仕事〉だ。


敵の紹介をしようのコーナー


機械蛇


機械獣の中でも大型に分類されるものの一つ。その中では一番戦いやすいものでもある。だが攻撃力は高く、身体を振り回すだけでも十分な脅威になり得る。危険を察知すると身体の側面から相手に合わせた銃器を出し相手に打ち込む。ミサイル、ガトリング、レーザーなど。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ