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アサリゲスを守る者達と封印

 タリエットは、サタスンの話を聞いて間違いなくサタスンは同じ世界からやって来た事が何かの因縁かも知れないと思って一緒に旅をする事にした。タリエットはその町の宿屋で休息をした後町を出て封印がある場所で魔王アサリゲスの影響が強い場所を探す事にした。しばらく探すと洞窟から怪しい雰囲気が漂っていた。タリエット達は、怪しい雰囲気が漂っている洞窟へと入っていった。洞窟の中に入ると怪しい雰囲気はさらに強くなっていく。普通の人間ではその洞窟の中を進む事さえも出来ないその中を三人はさらに奥へと進んでいく。さらに奥へと進んで行くと目の前に異様な闇の雰囲気を漂わせる正体不明の人間がいた。タリエットは気づかれないようにその人間に近づいて行くと声が聞こえてきた。

「アサリゲス様の為にこの場所に誰も入れてはいけない!!この場所は封印に大切な場所だからな」とタリエット達には見えてはいなかったが他にも何人かいるようだった。タリエット達は、アサリゲスに関係している人間達の行動を隠れながら聞いていた。その時、隠れていた場所で物音がした。注意を払っていたはずだったがタリエットの後ろに何者かが現れてタリエット達に向かって「お前達は何者だ!!」と言ってタリエット達に攻撃を仕掛けてきた。攻撃を躱す為に少し距離を取った所に声に気づいたアサリゲスを守ろうとする人間達の集団が気づきこちらに向かってきた。タリエット達は、それぞれに対応する為に動き出した。アリエルムは、今攻撃してきた人間の攻撃に対応をした。タリエットとサタスンは、アサリゲスを守ろうとする集団に対応をした。アリエルムは、対応した人間に攻撃をした。お互いの剣は二人の目の前で交差して力の押し合いが始まった。タリエットは、集団の方に向かっていく。サタスンは、まずはサポートに徹する為に術の詠唱を始めた。タリエットは、集団と人数不利の戦いが始まった。少し焦りながらもサタスンは術の詠唱を速めていく。しばらく戦いが続いているとようやくサタスンの術の詠唱が終わりタリエット達に術の効果が降り注ぐ。術の効果でタリエット達は力が沸いてきた。それを見た集団の一人は術の詠唱を始めた。その事に気づいたサタスンは、さらに術の詠唱を始めた。それぞれの術の詠唱はどちらが早いのか戦闘の結果は術の詠唱が左右するのか!!タリエットとアリエルムは引き続き敵と戦っている。剣のぶつかりあう音と術の詠唱する音がその場に響き渡っていた。術の詠唱をしている人間はさらに詠唱を加速させていく。どっちが先に詠唱を終わらせるのか・・・・・・

 術の詠唱の勝負は少しの差でサタスンが早かった。サタスンは術を敵で詠唱している人間に放った。術を受けた人間は、詠唱が出来なくなってそれ以降も詠唱が出来なかった。それを確認したサタスンは、自分もタリエットの方に向かい集団に攻撃をした。タリエットは、サタスンの術の効果で少し強くなっていたが人数差で互角の戦いをしていた。そんな状況の中サタスンがその戦いに参戦してきた。サタスンの参戦で状況を有利になっていき集団は人数を減らしていった。そしてアサリゲスを守る者も言葉を発していた人間だけになっていた。タリエットはその人間に攻撃を仕掛けた。その人間とタリエットの戦いに参戦しようとしたサタスンだったが、二人の相反するオーラの前に戦う事を忘れてその戦いを見守っていた。しばらくするとアリエルムも戦いを終えたのかこちらに向かってきた。タリエットは、その人間に名前を聞いた。するとその人間は、ゲスターと名乗ると同時に攻撃を仕掛けた。タリエットは、その攻撃を躱し反撃をした。だがゲスターはタリエットの攻撃を躱した。ゲスターは「お前達は、魔王アサリゲス様の世界に不必要な人間だ!!」と言ってさらに攻撃を仕掛けてきた。ゲスターの攻撃を受け止めタリエットは「魔王アサリゲスは必ず倒す!!」と言ってゲスターに一撃を与えた。怯むゲスターにさらにもう一撃を与えた。ゲスターは倒れた。「アサリゲス様を守る人間は他にもいるそいつらがお前を倒す・・・・・・」そう言って眠りについた。


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