7.能力、そして陣営。
「やっとついた・・・本当見てくる人多すぎ・・・」
やっとアーツが取れる場所に着いたらしい。それはいいとして、昨日は全く気にしてなかったけど、かなり視線が気になった。多分おれ・・・いや楓が可愛いせいか。
「別に気にしなくてもいいと思うんだけど俺は・・・ロアさんはどう思いますか?」
「別に私は大丈夫だと思うけど?」
なんでロアに聞いたのかはわかんないけど、まぁいいやと思い、目の前の建物に入った。
「こ、こんにちは・・・」
とりあえずユズに言われた場所に入ったら、なにか置いてあった。それと後ろに黒っぽい・・・占い師的な人がいた。
「あ、いらっしゃい、多分転生者さんですか?」
「あ、はい・・・」
そう言って、とりあえず話を聞いたけど、
まず、メインアーツという戦士とか職業とかの事だろうと思った。そして、サブアーツという攻・守・魔・速・回という選択制と、天材アーツという固有アーツがあるらしい。固有スキルを調べて貰う時、その占い師は驚いた。まず、自分の天材アーツは物体再生という強いアーツらしい。どうやら、物体系スキルというレアなアーツは、8種類にわかれてて、物体生成系アーツと物体破壊系アーツがあるらしい。まぁ今はどうせ関係ないけど。
とりあえず、自分が好きなのでアサシンにした。楓に合うかどうかは知らないけど。
他のアーツは、攻撃を速攻でできるスピードアタック、攻撃を跳ね返せるカウンター、アサシンに低い魔力を吸収する魔力回収、速攻で移動出来る高速移動、体力も少ないアサシンをカバーするスティールライフにした。
「お疲れ・・・あれサヤさんアサシンなの?意外だなぁ・・・」
多分、服装でわかるんだろう。なんかマフラーっぽい首に巻かれた物に黒目の服装、多分わかるんだろう。
「とりあえず、レンくんを待とうよ!」
服装的に、魔法使いのロアさんだった。
とりあえずその通りに蓮を待った。
「今戻ってきた・・・その服装かっこいいなあ・・」
戻ってきた蓮が楓を見てそう言った。そう言ったらユズは、
「いや、レンもかっこいいですよ?嬉しく無いかもだけど・・・」
「いやいや!嬉しいよ・・・多分!」
そう言って、とりあえず4人は外からでた。
「そういやさ、海行かね!?」
ユズが唐突に言っていきた。確かに結構暑くはなってきてるけど・・・7月だし。
「いいね!サヤちゃんの水着見てみたい!」
「いや俺はそんな水着着たくないし・・・」
とにかく、水着は着たくなかった。女子用の水着とか・・・絶対恥ずかしいだろうし。
「いいから!せっかくだし、楽しんだら?」
蓮もそう言ってきた。完全にOKサインだけど、自分的にはNoだった。
「お願い!私女の子の友達とか欲しいし・・・そもそも私、向こうでは全く誘われ無かったから本当に友達と遊びたいの!お願い!」
ロアがそう言って願ってきた。もう、どうしようもないだろう。
「はぁ・・・わかった。でもそのかわり、みんなでね!」
そう言って、楓とロアは水着の店に入った。それにつられて、蓮とユズも入っていった。
ちなみにロアのアーツは
攻撃アーツ メルトアタック(核攻撃)
防御アーツ マジックガード(魔法反射)
魔法アーツ エクステンド(暴走魔法)
移動アーツ イナズマドライブ(速攻移動)
回復アーツ オートマジック(mp回復)
天材アーツ 錬金術士
異世界転生あるある
メンバー・または主人公が錬金術を使う