27.ユズの妹、そして希望。
「ま、まって・・・」
無理やり移動系のアーツを発動させてるとはいえ・・・というか発動できるものか?いや大丈夫なのか。まぁ今は追わないと・・・
「あ、サヤちゃん!早くきてー!」
「ゆ、ユズ・・・早いんだって・・・」
「ごめんね!とりあえず・・・ユズくん?」
黒髪のマフラーをつけている子が、ユズ、いやミクなのか?まぁ・・・可愛いっちゃぁそうだけど・・・?
「えっと・・・ユズって誰ですか?」
・・・え?この子じゃないの?まぁ、別人だった方が確率高いか。とりあえずかえろ・・・
「ユズって・・・知らないの?ほら、柚月海斗くん・・・」
「か、海斗!?なんでお兄ちゃんの・・・って・・・お兄ちゃん!?」
「いや今気がついたの?」
まぁ、寝ぼけて・・・いや普通ないか。
「お兄ちゃんも・・・死んじゃったの?」
「と、とりあえず落ち着いて?私は本当のユズじゃないから」
「どういうこと!?」
・・・まぁそうなるわな。
「・・・ミクちゃんって、あのお兄ちゃんのストーカーの?」
「ストーカーじゃないって!せめて幼なじみか求愛者って言って・・・」
いやそっちはいいのかよ。幼なじみはよくあるけど求愛者認めるのは・・・もうほっとこ。
「いや、ユズくんを探してるんだけど・・・あの日からどこかに行っちゃって・・・私の今の体で自殺しかけたから生きてはいるはずなんだよね」
「そういや・・・横の女の子は?」
「私のギルドのギルマスだよ!楓ちゃんもといサヤちゃん!」
「楓ちゃんって言わないで・・・」
いや、普通なんだけどね?だけどサヤって言われてるから・・・慣れてないんだよね・・・まぁ軽く自己紹介しとくか。
「は、初めまして?私・・俺がギルマスの坂口蓮だ!」
いや・・・やらかした。
「ご、ごめん間違えた!もともと俺と楓は幼なじみなんだけど・・・ごめん後で話す!」
もう説明つかないや!後でじっくり説明するとするか。
「とりあえず、私らの仮住まいいこ!」
「う、うん!」
まぁ・・・やっと進んだのかな。とりあえずユズの問題はいいとして・・・あとはナナの身体と俺のアリス症候群か。この街にはさすがにもうちょっと居そうだな。
・・・早く寝たい。




