14.狙われ、そして銀髪。
朝、とりあえず2日目も海に行くことにした。昨日ナギはほとんど出来なかったみたいだし。
「とりあえず行くのはいいけど・・・大丈夫?」
ロアがそう言っていた。多分ナンパとかもされない覚悟しかないのだろうか。
「大丈夫・・・だと思います、サヤもいるし」
ナギがそう言って、逆に楓も心配になった。
「いや俺だって不安だって!」
「大丈夫、もしもの時は、僕がいくし」
蓮がそう言った。「いや僕っていったよね?まぁいいか・・・自分の見た目で私はきついし。 僕のほうがいいよね」と楓は思った。
「とりあえず、行こ!」
そう言って、ナギは我慢出来なくって、外に駆けてった。楓を連れて。
「ねぇ・・・なんか・・・怖い・・・」
意外と人気かおおいのか・・・ナギがそう言った。今日は一弾と人が多かった。昨日も結構いたけど。
「ねぇ・・・緊張しすぎてトイレいきたくなった・・・」
ナギがとりあえず着替えて言ってきて、とりあえずここで待っとこうとしたらナギは、
「私1人だったらまた襲われる・・・怖い・・・だからきて・・・」
そう言ってきて、楓はさすがに大丈夫だろ・・・とは思ったが、否定もできないからしょうがないし行くことにした。
「でどう?まだ?」
「ちょっとまってて」
そう言われて、ずっと待ってた。10分くらいだけど。やっぱり女子トイレは無理だったから外にいた。
「早く・・・」
そう言って、ずっと待っていたけど、やっとでてきた。
「もう遅いって!俺ずっと待ってたし!」
「ご、ごめん・・・でもそんな・・・」
「まぁいいけど・・・」
そう言ってたら、待ってたとばかりに男の人がきた。どんだけナギの近くにくるんだよ、と思ってた。
でも、気づいたら、ナギはいなかった。後ろに足音がしたから見てみると、ナギと女の子が走ってた。
男の人は戻っていった。自分は好みじゃないんかよ。
「あ、ごめん・・・連れの人・・・」
とりあえず3人で集まって、話していた。が、女の子は少し喋ってないような。
「えっと・・・僕は「月影 海友」といいます」
「海友ちゃんか・・・とりあえずさ、私のギルド行かない?」
ナギはそう言ったけど、海友は、
「あ、いいですね!僕は結構ギルド回ってるんですよ!」
そう言って、とりあえずユズの所にいくことにした。