12.英雄、そして根拠。
「とりあえず、話させて」
ギルメンの4人はとりあえずテントに集まってた。一応この人ら全員は最近きた転生者なわけだし、とりあえず重要そうだったし。
「まず、これは私が転生してきた時に言われたんだけど・・・」
そこから、ゆっくり話し始めた。
この世界には、10の英雄が居ると言われてます。
その英雄は能力の違うその町で1番強い人が英雄とされたようです。その英雄は、全員転生者、ということでした。転生者は強い天材アーツを持っていることの多く、全員が戦い切りました。だけど、1人の少年は命を落としました。それが、全ての国を収める大都市、「エトムリア・レムリス」でした。
「エトムリア・レムリスって・・・俺らが来た場所・・・」
ユズが考えながらそう言ったが、特に関係性が高いとは考えにくかった。それより楓が思ったのは、「死に戻り制じゃないんだな」ということだろう。
「そういや、なんで転生したとかおぼえてる?」
ユズがそういやと思って、女の子に質問した。
「私?私は・・・海に溺れて・・・」
「死にたいと思うことは?その瞬間」
「・・・学校でも1人だから思ってひとりになった」
そう言って、少しユズが考えてたのだが、すぐに思いついていった。
「異世界転生の条件、多分、事故ではなく、自殺が条件、サヤとレンは多分駆け落ち、俺も一応自殺、ロアは特に聞いてないけど海一緒に行きたかっただから判別可能、そして・・・名前なに?」
「真上 凪」
「ナギちゃんね、とりあえずナギも自殺、確定事項では無いけど恐らく、この世界は自殺後の世界」
そう言ったとたん、結構不穏な空気になってた。まぁ当然か。
「とりあえずナギ、俺らと・・・交遊会見たく遊ぶ?」
「うん!」
そう言って、5人はテントからでた。
「めっちゃ疲れた・・・」
海からでた5人は一旦ホテルにいた。ロアに関しては、めっちゃ疲れていた。まぁそこまで海行ってないらしいしプールとかも苦手らしいからしょうがないか。
「ねぇ、せっかくだし・・・風呂・・・行かない!?」
「・・・え?」
疲れが一気に飛ぶくらいびっくりした。いや、それって女湯だよねそりゃ・・・・蓮は、楓の肩を軽く叩いてた。普通にOKサインだろう。まぁ・・・しょうがないか。
「まぁ・・・いいけど俺は・・・」
「私も・・・いいよ?」
そう言って、とりあえず先にロアと楓、ナギで風呂に行くことにした。
最近思った
蓮と楓って今年つけられまくられてるんだなって
なんかランキング1位だったし。
多分今回はそういうのはおおい・・・はず。