表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/29

1.思い、そして転落。

「お前ってさ、好きな人とか居ないの?」

「俺?えっと・・・楓さん・・・」

自分、『坂口(さかぐち) (れん)』は学校が終わって友達と帰ってた。『紗菜乃(さなの) (かえで)は、蓮の幼なじみ、そして、蓮の片思いの人である。

「ほんとお前いいよな、幼なじみとか友達とか囲まれてて・・・」

「いや、別にいいって!それじゃ」

そう言って、友達は別の道にいった。そして、蓮は駅にいって、電車に乗った。



「性転換事件14件目・・・原因不明ってこれどうするんだろ・・・」

電車に乗りながら、適当にスマホで調べてた。正直興味は全くなかったけど暇だったし。

「ねぇ、なんか今日楓いなくね?」

急に女子のクラスの声が聞こえてきた。制服的に、同じ学校だろうけど。

「なんか、ちょっとひとつ先の電車に乗ったって・・・はぁ!?」

「いやうるさいって!っでなに?」

「楓・・・なんかやばいことなってる!」

そう言われて、蓮はかなり驚いていた。話を聞くと、駅の近くの山とか。

電車が着いたらすぐに降りて急いで山を登って行った。



急いで走ってたら、少し大きめの道のガードレールに、楓がいた。

「楓さん!?どうしたの!?」

「れ、蓮くん!?なんでここに!?」

「いや、だってここにいるって・・・」

「まぁいいや・・・とりあえず聞いて」

そう言って、楓は一旦降りて、話をし始めた。


話を聞くと、楓は最近親の喧嘩が多く、親が離婚しそうで、もう辛かったみたい。自分が自殺すれば、妹と親が安心して暮らせるとか・・・さすがに極端すぎるだろうけど。

「いやいや!?なんでそんなことで!?」

「だって・・・私だってみんなで暮らしたいって!でも妹の方を守らせたいだって可愛いし私より天才だし!」

「いやいや・・・楓さんも可愛いし頭いいよ!」

「そんなわけないって!そもそも、私密かにいじめもあるし!もう私はやばいの!」

「とりあえず!俺が守るから!離婚とかでも俺の家なら・・・」

そう言ったら、楓は立ち上がって、またガードレールのところにいった。

「やめろって!俺が・・・」

そう言ったら、崖は急に落ち、楓が落ちかけた。

「大丈夫!?とりあえず手持って!」

そう言って、すぐに蓮は楓の手を持ったら、更に崖が崩れ、2人は落ちてしまった。

その時、蓮は、

「絶対、来世は守るから」

そう言って、楓の手を持った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ