2 「あの…ぼ、ボクがお役に立てるのはこれくらいですから」「ちょ、ちょっと待て!」
獣耳娘「ご主人様~♪」(トコトコ
俺「どこまでついてくるんだよお前」
獣耳娘「だって『俺が主人になってやるから来い』って言ったじゃないですか」
俺「そうしないとお前がどこにも行けなそうだから言っただけだ。別にずっと連れて行くつもりはないし」
獣耳娘「えぇ……」(シュン
俺「ま、まあ何か役に立つならついて来てもいいぞ。ていうかお前何ができるんだ?」
獣耳娘「できることは……特に……何も」
俺「……そうか。まあ街についたし今日はここに泊まろう」
獣耳娘「…」
・・・・
・・・
・・
・
獣耳娘「ご主人様……」
俺「どうした?風呂入ったか?もう遅いからお前も寝ろよ」
獣耳娘「あの、ボ、ボクは」(服ヌギー
俺「え?は????」
獣耳娘「あの……ぼ、ボクがお役に立てるのはこれくらいですから」(ベッドハイリー
俺「ちょ、ちょっと待て!なにやってんだよ!」
獣耳娘「え?で、でも役に立てば、つ、連れてってくれるって言ったからっ…」
俺「バカな!何でこんなことを…」
獣耳娘「…」(ブルブル
俺「!」(こいつ、震えてるのか…)
俺(相当ひどい目にあってきたんだな、こんなことを思いつくくらい)
俺「……仕方ない、お前がほかに役に立つことを俺が探してやるよ」
獣耳娘「ほ、本当ですか?」
俺「ああ」
獣耳娘「やったぁ!ありがとうございますご主人様!じゃあボクもう寝ますね! ZZZ……」
俺(なんで俺のベッドで寝るんだよ…)