13 「今だ!うおおお死ねぇ魔女!!!」
俺「魔女、覚悟ぉぉぉ!」
魔女「我に剣など効かぬわぁ!」(ガォン
俺「ぐっ!(固い!金属を殴ったみたいだ!魔法防壁かっ!)」
獣耳娘「行きます!『獣閃撃』!」
魔女「効かぬ効かぬ効かぬ!」(バチッ!
獣耳娘「うっ…ボクの闘気でも傷一つもつかないなんて」
魔女「ハハハそのまま死ねい!『大爆発魔法』!!」
俺「やばい!離れろ!」
ドーーーーン
獣耳娘「うわっ、魔女の周りが全部消し飛んでます!」
魔女「まだ我の傷が癒えぬゆえ、爆発が小さくて助かったのう?しかし次はもっと近くから食らわせてやるぞ?」(ツカツカ
俺「くっ…」
??「今だ!うおおお死ねぇ魔女!!!」(落下攻撃
魔女「ぐわあっ」(ザシュッ
傭兵「へへ、神殿跡の柱の上にいるとは思わなかったろ!ざまあみろってんだ」
俺「お前、なぜここに!?」
傭兵「ここに魔女が来るって予想して何週間も待ち伏せてたんだぜ」
俺「というかお前の傭兵団はどうした」
傭兵「王が魔女討伐の勅命を出したらしいと聞いてなあ。『オレの傭兵団が魔女を討伐してオレの国取りの第一歩!』……となるはずだったんだがな。団員の奴ら命を惜しみやがって、誰もついてこなくてよぉ」
傭兵「仕方ないから一人で来たぜ。……考えてみたら魔女はオレ達の街の仇だったしな」
俺「お前…」
魔女「き、キサマラぁ…許さぬ…!」
傭兵「クソ、まだ生きてやがる!?」
魔女「まずは貴様から死ね!『大爆発魔法』!」(ドーン
傭兵「ぐわああああああああ」(ゴロゴロ
獣耳娘「大丈夫ですか?」
傭兵「こちとらお前らと違って鎧で完全防備だからギリギリ大丈夫だ…それよりさっきので魔女の弱点が見えたぜ」
俺「!!」
傭兵「奴は魔法を使うとき防壁を解除して、すぐにはまた展開できねえ。だからオレの剣も当たった。奴が魔法を使うときがチャンスだ……が、オレはこれ以上動けねえ、あとは頼むぜ」