7 「彼女は大丈夫ですよ」「何が大丈夫だ!」
獣耳娘「ご主人様、今日は私が受けた仕事があるので私一人で出かけますね」
俺「ああ」
・・・
・・
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俺(あいつも大分冒険者が板についてきたな)
俺(最近は一人でも依頼を受けるようになったがまだまだ心配だ……)
俺(お、依頼書の写しがある)
俺(『牛を襲った小型魔獣の退治』…まあいつも通りこれくらいなら大丈夫だろう」…ん?)
俺(!!『一晩で5匹の番犬が犠牲に』…こんなこと小型の魔獣にできるわけがない…!)
・・・・
俺「おい!あいつはどうした!なんであんな依頼をギルドでやらせたんだ」
受付嬢「彼女は大丈夫ですよ」
俺「何が大丈夫だ!大型魔獣が出るかもしれないんだぞ!俺は対処法も教えてないし、もしものことがあったら…」
受付嬢「貴方、彼女の実力を低く身過ぎよ。彼女は危険もわかった上で依頼を受けてるし、成功させる力量もあるわ」
俺「いやしかし」
受付嬢「大丈夫、あの子は貴方が思っているよりもずっと強くなってる。」
俺「そんなこと…!!ともかく今から俺も追いかけるから場所を…」
扉ガタッ
獣耳娘「はー疲れました。やっぱり大きなクマが出てきましたけど、今日も成功成功っと…あ、ご主人様♪」
俺「!!」
獣耳奴隷娘「今日も敵いっぱいやっつけたよご主人様!褒めて!褒めて!」
俺「…」
獣耳娘「ど、どうしたんです?ご主人様、怖い顔して」
俺「…」(ギュ
獣耳娘「え?え?」
俺「…よくやった。よくやったぞ」(ナデナデ
獣耳娘「え、は、はい!ん~~~///」
受付嬢「まったく…」