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プレゼントの準備と配達方法は?

コレを読むには覚悟が必要だから、そこんところヨロシク!

たった1人のサンタが世界中の子供たちの為に莫大な数のプレゼントを準備して、それをたった1日で配達する…そんなの、()()()無理に決まってるでしょう!


そう、1人でやれる訳がない。なのにキミたちは、1人じゃそれを行うのが不可能だってちゃんと分かっているのに、どうしてそんな下らない質問をするんだろうね?


そんな下らない質問をするのはやめてくれないかな、まったく…コレだから物事をキチンと理解しない人間という種族は…え? そういうつもりじゃないって? ただ純粋に知りたいだって? 本当(まじ)に? 本当(ほんっっとう)本当の(嘘偽りない)気持ちで?



…そう、早合点したみたいだね。ゴメン悪かったよ。


サンタクロースはどうやって、欲しいと思うプレゼントを、間違う事なく期限内に本人に渡すことが出来るのかって事だね?


それは、サンタクロースが1人ではないからだよ。悲しいことに純粋なサンタクロースは極限られた人数しかいないけれど、サンタクロース制度に登録する人族の数は年々増加している。キミも街中で。サンタクロースの格好をした人を見たことがあるだろう? 彼等は仮契約しているサンタクロースなんだ。


それから、プレゼントの準備と配達についてだけど、キミは本当に知りたいんだね? 知ったからには取消は出来ないからね? 覚悟は出来てるね?


昔は手作りの物を配達していたけれど、今はネットや近所の情報網を駆使して、プレゼントを入手し宅配業者を使って配達しているようだね。


時々間違って配達する事もあるみたいだけど、キミはキチンと何が欲しいか伝えてあるかい? もしかしてサンタクロースの倫理観に反する物や準備出来る予算を超える物や要求をしてはいないかい? キチンと考えて言葉にして伝えないと伝わらないよ?


それから友達のプレゼントと値段や規模が違っても、それは仕方のない事なのは分かるよね。キミの担当になったサンタクロースと隣のサンタクロースは違う人族だから、それはしょうがない事なんだ。


そうそう大事な事を言い忘れるところだった! このサンタクロース制度を知ってしまったキミは、自動的強制的ににこの制度に登録されたから、もうキミはプレゼントを渡す側だ。


え? 聞いてない? 知りたがったのはキミだろう? 知ったからには、この制度を守り広める事に協力してくれるね!

さあ! 楽しいサンタクロースライフの始まりだよ!

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