60/164
野外実習 弟1日その2
スズメ先生「ま、まず、今回の手賀沼近辺での野外実習を始める前に、瘤白鳥さんに挨拶しようチュン」
・・・
「あ、先生、あそこに瘤白鳥のおじさんがいますチュピ」
「へえ、白鳥と言えば春にはどこかに行ってしまうと思ったけどフガ」
・・・
瘤白鳥さんは、草を食んでいた。
「瘤白鳥さん、こんにちはチュン。これから2泊3日で、野外実習をすることになりましたチュン」
何も反応せずに草を食べ続ける瘤白鳥さん。
「こ・ぶ・は・く・ちょ・お・さ・ん、これから野外実習しますから、チュン」
何も反応しない瘤白鳥さん。
「道草を食うとか、何かの高等ギャグかと思ったが、なんでもないみたいだチュン。
ま、とりあえず挨拶はこれでいいだろうチュン」




