理科の勉強
庭子パパ「お前は高校に上がったら理科とかの勉強をするんだなコケ」
庭子「うーんフガ。」
庭子パパ「なんかあまりうれしくなさそうだなコケ」
庭子「ちょっと勉強についていけるか心配で・・・フガ」
庭子パパ「"あの有名な" トーリ大の卒業生であるこの俺が、いろいろ教えてやろうコケ。
そうだな、まず理科でよく出てくる"単位"から教えようコケ。」
庭子「"あの有名な"っていったって知らないよフガ」
庭子パパ「そういう庭子にこそ、トーリ大のパワーを示してやろうコケ」
庭子「単位って、身長が何センチとか体重が何キロとかいうものフガ?」
庭子パパ「おお、そうだトーリ大ではなく、単位について話していたんだったコケ。単二電池じゃなくて単位だなコケ。
センチとかキロとか、よく知ってるなコケ。
ちなみに単位っていうのをローマ字で書くと、taniってなって "たに" と読まれてしまう可能性もあるなコケ。
ま、ローマ字で書かなければいいな、ははコケ」
庭子「・・・」
庭子パパ「ま、ここまではツカミだなコケ。
長さの単位は知っているなコケ」
庭子「それは今言った "センチ" でしょうフガ」
庭子パパ「お、センチメンタルジャーニーと来たか、ははコケ。
メートルと来たらゲートルというところだったが・・・コケ。
まあ、センチも長さの単位だが、正確には "センチメートル" と言うんだなコケ」
庭子「センチメートル、フガ?
センチはセンチだし、メートルはメートルじゃないのフガ」
庭子パパ「お、いい質問ですねえ・・・コケ。
センチとは100分の1という意味で、それをメートルの前に付けるから、100分の1メートルという意味になるんだなコケ」
庭子「そうなのフガ?」
庭子パパ「あと、重さのキロは正確には"キログラム"で、グラムの1000倍ということだし、距離のキロは正確には"キロメートル"で、メートルの1000倍ということなんだなコケ」
庭子「そうなんだ、勉強になるフガ」
庭子パパ「おお、トーリ大のパワーを感じてきたかコケ。
ところで、キログラムとは正確には質量の単位であって、重さの単位じゃないんだコケ」
庭子「うーん・・・フガ」
庭子パパ「わからないかコケ。トーリ大のパワーが薄れてくるとまずいから、この辺にしておこうコケ。
では、1時間目はここまでで、次から2時間目、生物だコケ。ちなみに、生物を"なまもの"とか"いきもの"と読むなよ、コケ」
庭子「いつも言っていることがつまらないよフガ」
庭子パパ「ツカミはここまでだコケ。
では生物の分類を説明しようコケ。
まず、我々鳥類は、脊椎動物という動物の一種だコケ。そして、哺乳類も脊椎動物の一種だなコケ。あの、でっかい乳房をブルンブルン言わせる牝牛も、脊椎動物だなコケ」
庭子「なんでそういうこと言うかねフガ」
庭子パパ「脊椎動物のうち、顎口類は学校に行くから賢いが、無顎類は無学だから馬鹿なんだな、ははコケ。・・・
ここからは話すのが面倒なので、図を見てくれコケ。
因みに、ウイルスっていうのは、コンピューターウイルスじゃないからな、ははコケ」
庭子「別にいいんだけど、なんかお父さん、カラ元気過ぎないフガ?」




