ユートピアロング
第1話
初めに
僕は政範、3人兄弟の次男なんだ。主な登場人物を紹介するよ。
初めに兄さんの健司兄さん。今は、売れない小説家だけど、昔は売れてた小説家だったんだ。昔と言っても1年半前なんだよ。
次に妹の純。純は僕より頭がよくて、去年、東京大学を卒業したんだ。僕よりも強くって10歳のころから、柔道、空手、キックボクシングをやっていたんだ。今は、道場に通ってる。無職で彼氏募集中。
次は、死んでしまった母さん。父さんが犯人を打つために…死因は背中にナイフを刺されて息を引き取った。
次に、父さんを紹介するよ。名前は洋一。元警察官なんだ。母さんが死んだ後にクビになったんだ。でも今は、いろいろなことをしてくれる。
次に、僕の部長、そして父さんの飲み友達の中山田部長だ。裏では、「鬼中山田部長」と言われている。もちろん本人は、そんなことちょっとも知らない。
次に、先輩の波長先輩。妹の純のことが好きでこれまで、約25回告白したが、25回中1回しかOKされなかった。1回はデートだったが、始まった19秒後に、仕事が入り、降られた。
最後は、僕。中泉 政範。僕は、警視庁に入って、ちょうど10か月。今日からおもしろい話がスタートするよ。それではどうぞ!
第1章 僕たちの母さん
第2章 妹へのラブレター?
第3章 脅迫状
第4章 波長をかえせ
第5章 犯人の居場所は
第6章 波長の居場所
第7章 波長、今行くよ
第1章 僕たちの母さん
これは、僕が、9歳のころの話だ。父さんが警察を辞めるきっかけになった話でもある。刑務所で大事な事件があって父さんが家に帰れなくなって、着替えを母さんと兄さんと純で届けに行ったんだ。そこで、母さんが父さんの近くに行ったら、犯人が隠し持っていたナイフで、母さんを人質にした。そこで父さんは、拳銃を取り、犯人の足を狙い、命中した。犯人がよろけ、すきができ、母さんは逃げた。その時、母さんの背中に刺した。母さんの白いブラウスは赤く染まっていた。父さんはその時のことが今でも忘れられないらしい。そして父さんは、そのショックから、警察で、自分から辞めると宣言した。それからはずっと僕たちの世話をしてくれたり、いろんな事件を推理してくれたりするから、助かっている。
第2章 妹へのラブレター?
これは、事件が始まる2時間前…いや1時間30前のことだった。
僕が、警視庁に着いたとき、謎の男が僕に、話しかけてきた。
「おい、お前中泉純の兄弟だろ。」
と、大きな声で言われた。
「あぁ、いちよう兄ですよ。それが何か。」
「それじゃあ、これお前の妹に渡しといてくれ。グットラッグ。」
と、言われてだいたい5,6㎝の正方形の箱。下を見たら『波長聡也より』と書かれていた。それから、僕は、建物の中に入って、先輩のデスクに行った。でも先輩はいなかった。そのあと僕は、自分のデスクに行った。そしたらデスクの上に手紙が置いてあった。差出人は、先輩からだった。
『俺の彼女の兄へ
今日は、いとこのじいさんの葬式だから、昨日の夕方出発しなきゃいけないし、帰るのは、今日の夜だから、鬼中山田部長に言っといて。よろしく~~~~。
波長 聡也 』
と、書かれてあった。そうゆうことなら携帯を使えばいいじゃないかと思った。それからすぐに、部長のところへ行って、話した。
「あの、部長。」
「なんだい、中泉君。」
「波長先輩が、用事があって今日来られないので、伝えといてくれと言われてきました。」
「おぉそうか、今日見ないと思ったら、あいつ休みか。良く伝えてくれたな。今日は早引きしなさい。」
と、言われて僕は、
「はい。ありがとうございます。それでは失礼しました。」
と、言って僕は、家に帰った。それから純に謎の男からもらった、箱を渡した。
「兄さん、なにこれ。」
「さあ、知らない。変な男に声かけられて、この箱渡されて、男はどっかいった。」
と、僕がボーぜんとしながらいった。それから中身を空けた。
「こ、これは…」
第3章 脅迫状
2人同時に言った。中身を見てみると手紙が入っていた。
「なんだ、ただの手紙か。私が読むね。『波長 聡也は預かった。返してほしければここから言うことにしたがえ。えさ(波長)は、ある場所に放置してある。何も食べ物を与えていないから、あさってまでに助けてやるんだな。次の手紙が置いてあるのは、タバコ屋のおばちゃんのマンションのオーナーの妻の墓場においてある。さあ心して待っている。グッドラッグ』って書いてある。ってえー!やばいじゃん。」
と、純が言った。手紙は手書きで書いてあった。それから、兄さんと父さんが、純の部屋に入ってきた。
「なに!誠也君が捕まったのか!?。」
と、兄さんと父さんが大声で言った。兄さんだけこう言った。
「大変だ。純の未来の夫がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
「こらーー誰があの夫になるかぁ。私と結婚する可能性は、41,5%しかないの!。」
「ねぇ。そういうことなら、少しは、気があるのか。先輩に言っとこ」
と、兄さんが言った言葉に怒っている純に突っ込んだ。数分後、僕はそんなこと言ってないで、先輩を探さなければいけないことに気が付いた。
「おい、そんなこと言ってないで波長君を探すんじゃないのか。」
と、父さんが言った。でも今日の父さんは怒っていた。なぜなら、いつも聡也君って言うのに、今は波長君と言ったからだ。
「そうね。今回だけは特別に協力してあげる。」
「そうだ、部長に連絡しなきゃ。」
と、僕はすぐに部長に連絡した。それから、タバコ屋の前で待ち合わせと約束した。それで、僕らは車で5分で、タバコ屋の近くの駐車場についた。
「おい中山田君、全部政範から聞きましたか。」
「あぁ、全部聞いたよ。だがその前にタバコ屋の看板を見てごらん。」
タバコ屋の看板に何か書いてあった。
今日は、私の孫のさんかんかいなので、今から、7時~5時まで留守にしていますので、用がある方は、西高ちゅうとうぶの、2年4組までよろしくお願いします。タバコ屋 井上 真」
「なんだよ、ここまで来たのに、水の泡かよ。」
兄さんは、あきれた顔をして車に乗って、窓を開けていった。
「おいてくぞ。早く車に乗れ。西高行くんじゃないのか。部長さんも乗ってくんだろ。」
そして僕らは、車に乗った。
第3章 波長はどこだ
車に乗って、20分かかって、西高に着いた。そして、看板が出ていた。
「西高ちゅうとうぶの参観界の案内は、こちらです。」
みんなで、看板の矢印に沿って、2年4組に向かった。教室の周りには、授業を見に来た、母親 父親 兄弟などがいっぱい来ていた。廊下では、混雑していたので、僕は純たちとはぐれてしまった。だから僕は、携帯で、純に電話をかけた。
「もしもし純か。今どこにいる?」
「もしも…にいさ…い…2年4組…前…いる…」
「分かった今から行く。そこから動くなよ。」
電波がおかしくて、途切れたが、純はこう言ったのだろう。『もしもし兄さん。今2年4組の教室の前にいる。』と言ったのだろう。僕は、2年1組にいた。僕は、2組、3組を通過するのに5分かかった。4組の教室に着くと、純たちを見つけた。3人は教室中を見ていた。
「あっ。兄さん、こっちこっち、タバコ屋のおばさん。1番奥にいる。これじゃ行くのに大変よ。誰か1人だけ行けばいいじゃない。兄さん言って。」
と、純は僕に言った。僕は教室に入って、タバコ屋のおばさんの所へ行った。そして警察手帳を見せていった。
「警視庁捜査2課。中泉と申します。ある事件で、あなたのマンションのオーナーの妻のお墓においてあるということで、あなたに、協力していきたいのですが、マンションの名前を教えてくれませんか。」
「えぇ…。いいですよ。事件が解決するなら。朝霞マンション56です。がんばって下さい。」
「えっと。朝霞マンション56ですね。ご協力ありがとうございます。」
と、いいながらメモした。そして教室を出て、兄さんに行先を教えて朝霞マンション56に行った。
「あの、オーナーさんですか。警視庁捜査2課の中泉です。ある誘拐事件で、あなたの奥様のお墓に、行きたいんですが、教えてくれませんか。」
「もちろん教えますとも。えっと、入野町の大きいショッピングモールの近くにある広い場所です。名前は、開藤涼子です。がんばって下さい。」
「ご協力ありがとうございます。」
それから、僕ら5人は、入野町に行って、大きなショッピングモールの近くの、墓場に行った。
「ここだ。純、兄さんそれに父さん。ここで待ってて、僕一人で探す。」
といって僕は、開藤涼子さんのお墓に行った。そこに置手紙が置いてあった。この手紙は、運よく無傷。僕は、手紙をとったら、みんなの場所へ戻った。そしたらなぜか、中山田部長がいた。僕は、みんなでまず家に帰った。家に着いたら、手紙が届いていた。その手紙は、1か月前の事件の感謝の手紙だった。みんながイスに座ったところで、僕は手紙を読んだ。
第4章 犯人はあそこだ
「よくもここまでこれたな。俺が今いる場所を教える。北海道の札幌市のどこかにある。私の好きなものは鮭だ。がんばりたまえ。グッドラッグ。」
「ちくしょーまた同じ犯人か。」
と部長が言った。
「えっ。なんで同一人物だってわかるんですか。すべてニュースに乗せたんですよね。」
「あぁ。でも脅迫状のいちぶだけいったんだ。場所は詳しく乗せてないからさ。」
そういわれた後、携帯をとって今日のニュースを見た。
『今日、捜査2課の波長刑事が誘拐されました。年齢は25歳身長は、180メートルです。主な特徴はありません。心当たりがある方は、近くの警察署に連絡してください。』
と書いてあった。本当に部長の言ったことは正しかった。
「その前に部長。僕、少し北海道行くので少し休みます。」
その瞬間、僕は謎に思った。それは、――私の好きなものは鮭だ――なぜそんなことを。
「あぁそのことについてだか私も行くよ。警備部長の私のせいでもあるから。飛行機の席は取るから。今は、午前11時だ。午後1時発の飛行機乗るぞ。それでは後で。」
それからみんなで家に帰った。そしてみんな家の窓や裏口のカギを頑丈にかけた。
「おいみんなもう行くぞ。遅れるより早く言って待ってる方がましだから。今は、11時30分あと30分で出るぞ。」
「OK!今いく。」
と純が言った。そしてみんなが車に乗り、空港に向かった。空港に向かってる間にみんなで考えた。
「ねぇまずどこ行く?あっ、ねぇここ行こうよ。なんか鮭を水車で捕まえるっていう、不思議な漁の仕方って書いてある。ここ札幌だから行こうよ。」
「おいおい純。観光旅行じゃないんだから。まっせっかくだから行こうか。」
と純が変なことを言うので、父さんが言った。それから空港について、部長と待ち合わせしていたロビーに向かった。そしたら中山田部長がいすに座っていた。
「あの部長。遅くなってすみません。ちょっとじゅうたいしちゃって。」
「あぁいいんだよ。私も今着いたばかりだから。しかもじゅうたいなんてウソだろ。わしは来るときすいていたけどねぇ。」
と、うそを言ったが、すぐにばれた。兄さんは、すっごく安全運転。いつも時速40キロしか出さない。
そして僕らは、飛行機に乗って2時間かけて北海道札幌市の空港に着いた。飛行機に乗っていたとき僕と部長といろいろなことを話した。その内容は、札幌市のどこに行くのか、どこに波長先輩がいるのか。でも僕は、場所が分かったような気がした。
第5章 犯人の居場所
「あの部長。僕分かったかもしれません。犯人の居場所が、犯人は、鮭が好きだから鮭が盛んな場所にいるかもしれません。だから不思議な漁の仕方の水車で鮭をとる場所です。だからそこに…」
「犯人がいるかもしれない。ならまずそこに行ってみよう。」
でもそんなに都合のいいことがあるのか。そのインディアン水車という場所に行くことにした。そして、北海道の札幌市の空港に着いた。それから僕らは、空港を出てカヘェに行った。そのときこれからどこに行くのか、僕が説明した。
「まず、インディアン水車に行く。そのあとは、公園だとかいろいろな施設に言ったりするから。」
「でもそのなんとかかんとか水車に犯人がいるって、すごい偶然だな。」
と兄さんが、コーヒーを飲みながら言った。
「ねぇ、早くいこうよ。波長君助けに行くんじゃないの?」
と、純が呆れた顔で言った。そこで、キッチンの方で聞き覚えのある声がした。
「あの先輩僕帰ります。さよなら。」
「あぁ。いってこいグッドラッグ。」
と聞こえた。部長が突然、キッチンの方を見た。
「おい中泉君。ちょっとこれを持っていてくれ。」
といって、僕に荷物をすべて渡した。そして部長は、キッチンの中に入った。
「すいません。静岡県警警視庁捜査2課刑事部長の中山田だ、この中に近藤真人いるか。」
「俺が近藤真人だがどうした調査2課の部調査さんよ。」
と言いながら近藤はでできた。そう僕も思った、近藤真人とは近藤真菜という20歳の女と彼氏を捕まえたことがある。まさか、その近藤が北海道に来ているとは思わなかった。それから僕も厨房へ行った。
「近藤お前まさかこんなところに来てまで、誘拐したかったのか?。」
「あぁそうだ。俺を捕まえてあのえさ(波長)の居場所を知りたいか。それよりこっちにきたら俺は自殺する。」
とナイフを出して自分の首に突き付けた。
第6章 波長の居場所
「しょうがないから、居場所を教えてやる。だが、その代わりに俺の妹を釈放しろ。」
でも、その妹がやったことは、飲酒運転、免許なしの運転、公務執行妨害でもろもろ8ヶ月、まぁそのくらいなら人の命に帰れないな。そう僕は思った。
「分かった。お前の妹は釈放する約束しよう。だから波長君の居場所を教えるんだ。」
と部長が言った。ただちに僕は、警視庁に連絡した。そして犯人の妹を釈放した。
「ふっ場所を教えるわけないだろーが、場所を書いてある紙はここだ。3億円用意しろあと逃走用の車も用意しろ。」
「馬鹿なことを言うな。」
といって部長は拳銃を取り出して犯人の肩をうった。それから札幌市の警察が来て、犯人は、連行されていった。そして犯人が持っていた紙を奪って、その場所に書いてある場所をみんなに聞こえるような声で言った。
「エサ(波長)の居場所。
インタディアタンスタイシャ の北に見えるホテル駐車場19 タヌキ」
と書いてあった。そのちょくごに純が言った。
「わはははっ。ちょっと幼稚園児でもわかるわよ。だって、タヌキって書いてあるならたを抜けばいいのよ。えっとインタディアタンスイシャ。ならたを抜くとインディアン水車から北に見えるホテルの駐車場の19番にいこ。」
と紙を見ながら笑っていった。幼稚園児でもわかるってことなら、僕らは幼稚園児以下ってことむかつくと思った。そのあと僕は、純を殴りそうになった。でも僕は自分にこういいきかせた。
⦅だめだ警察がこんなことしていいのか。こんなことしている場合ではないのに。⦆
そして僕たちは、インディアン水車に向かった。
第8章波長今いくよ
インディアン水車について僕たちは、北に見えたホテルの駐車場に行った。
「おい駐車場に着いたが、19番ってどこだ。」
「あっちよ。ここが、10番その右が11番ってことは、右に行けば19番があるってことよ。そんなこともわからないの。」
と、純が右を指さしながら呆れた顔で笑った。そして右に行ったら19番があった。横にチョークで小さく数字の5が書いてあった。
「分かった。これは、部屋の番号。ということは、部屋のナンバー195に行けばいいってことだ。僕って天才。」
と、僕は自慢げに行った。それからみんなで部屋ナンバー195に向かった。195室は1階の5番通路という場所に行った。そして195室の前に着いた。
「さあ波長君を助けるぞ。」
と、部長が言って中に入った。
「じゃあ俺はトイレ純は風呂場その他はリビングとベランダだ。」
と、部長が言って、そしてみんな探し始めた。それから、父さん、兄さん部長と全員いなかった、と言った
「いた!波長君いたよ。」
と、純が言って波長の口、手、足についていたガムテープをはがした。
「おい誠也君。大丈夫か。」
「大丈夫。寝ているだけだ。でも救急車を呼んだ方がよさそうだ。昨日から監禁されていると思うからかなり弱っているからな。純、電話だ。」
そして少したって救急車が来て波長先輩は、運ばれてから1週間で担任できた。それから犯人は、無期懲役5年となって、この事件は終わった。
それから
「ねぇ純ちゃんホントにありがとう。お礼と言ってはなんだけど今度食事おごるよ。」
「しょーがないなぁ。今回だけだよ、また仕事入ったらぜったいデートしてあげないから。」
といって、純と先輩は食事に行った。今回だけうまくいって、次の日波長はボヤーとしながら犯人を追いかけていたら逃がしてしまって部長に雷を落とされた。