新・私のエッセイ~ 第234弾:ある共同記者会見でのやり取り
ジョージ・フォアマンとマイケル・モーラーの共同記者会見の模様です。
フォアマン:「世界タイトルを失ったつらい時期のある朝。俺は自分にいいきかせたんだ。
『まだくたばっちゃいない。たとえ殺されたって、前へ進むんだ!!』」
モーラー:「ここにいるみんなは、きっとジョージのことは、よく知ってのことと思う。
・・・俺のことなんか、知らないだろうけどね。」
フォアマン:「・・・そんなことは、試合の日になればわかることだろうが。
おまえに俺のことがわかるというのか・・・?
たかだか、新聞に目を通したくらいで。おまえは、なんにもわかっちゃいない。まるで、わかっちゃいないんだ。
このモーラーに教えてやれ。俺が誰だか、どれだけ強いのかをな。
俺はリングで『悪魔』を打ちのめしてやる。モーラーにも、それを教えてやれ。ああ!?」
・・・ジョージは、
伝道師になって、
「神のしもべ」として、自らが立てた教会にて、
心安らかに、日曜の『説教』に立ってはいましたが、
やはり、
あの1974年のキンシャサで食らったKO負けの屈辱からは、のがれられなかったようです。
・・・運命の試合当日、
無敗のモーラーに、
見事「10ランドKO勝ち」で、王座に返り咲くまで・・・ね。
このぼくのことで恐縮ですが、
『東大・理科Ⅰ類』に受かるまでは、
受験時代の悪夢や、
その後の数々の屈辱感からは、
永久にのがれることはできないと思っております。
・・・・誓いましたよ。
『まずは「東大」という不気味な怪物をKOして、過去を清算してから、各種語学検定なり資格試験に挑戦していくんだ!!』
とね♪
m(_ _)m