表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

90/178

12-3

 俺は月宮先輩の隣に、双子は俺たちと向かい合った席にシートベルトをして座ると、車は緩やかに動き出した。


 満面の笑みを浮かべる双子は、窓から外を見たり、月宮先輩や運転手さんに一生懸命話しかけたりと、とても楽しそうにしていた。


「えいとおうじー」


「りおくーん」


 ずっと目の前に座っているのに、双子は何度も俺と月宮先輩に手を振った。


 双子は人見知りもせず活発な性格だが、自分の置かれている環境を子供ながらに理解しているようで、俺を困らせるようなワガママはほとんど言わない。


 俺がアイドル活動を始めて、週末の土曜日と日曜日はほとんど一緒にいることができなくなっても、双子が俺に不満を言ったことは一度もなかった。


下記サイト(ネオページ)にて先行連載中

https://www.neopage.com/book/30066806720040200

!!スマホ対応済!!

登録不要 無料でお読みいただけます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ