表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

89/178

12-2

「わー、すごーい!」


「おくるまなのに、ひろーい!」


 月宮先輩が俺を下ろしている間に、運転手さんがリムジンのドアを開けると、双子はあっという間に車に乗りこんでしまった。


「あ、コラッ! 二人とも、いいかげんに……」


 俺は怒ろうとするが、月宮先輩に咄嗟に肩を掴まれ止められてしまう。


 首を横に静かに振る月宮先輩の姿を見て、双子に視線を戻すと、まるで遊園地のアトラクションのように嬉しそうにしていた。


「こんなに嬉しそうにしているんだ。海棠も早く乗ったほうがいいぞ」


 ニコニコと本当に嬉しそうにしている双子を見て、俺は降りろと今更言うこともできず、仕方なく俺も車に乗り込んで、月宮先輩に家まで送ってもらうことにした。



下記サイト(ネオページ)にて先行連載中

https://www.neopage.com/book/30066806720040200

!!スマホ対応済!!

登録不要 無料でお読みいただけます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ